お笑いコンビ、サンドウィッチマン伊達みきお（49）が17日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」（土曜午後1時）に生出演。
パリオリンピック（五輪）卓球女子団体で中国に敗れ銀メダルだった早田ひなの「鹿児島の特攻資料館行きたい」発言について言及した。
伊達は約2年前、鹿児島の知覧特攻平和会館に行ったことがあるという。「82歳のウチの義理の母を連れていきましたけど」と切り出し「変な風に捉えている人もいるんでしょ。戦争を美化してるとか。そういうことでは全くないと思うわけ。絶対そうなのよ。ようするにそういうところへ行って、絶対戦争を繰り返しちゃいけないんだっていうのが分かる施設なわけですよ」と続けた。
そして「歴史として勉強して、教科書にも載ってるけど、戦争ってしちゃダメなんだなって。世界で戦争している国もあるけど。日本は絶対しちゃダメなんだと。そういう思いで彼女は言ってるんですよ。変な風に捉えられるとかわいそうだから」と一気に語った。
過激な意見については「放っとけばいい」とした上で「すごく若い子がさ、そいういうところに行って、いろいろ勉強するのはいいと思った」と語った。
早田は13日の帰国記者会見でやりたいことについて「鹿児島の特攻資料館（知覧特攻平和会館）。生きていること、卓球をしていることが当たり前でないと感じたい」とコメント。第2次世界大戦末期の沖縄戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりする“特攻”をした隊員の遺品などを展示する施設を挙げた。
