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【悼む】かしまし娘正司照枝さん、ダイラケ、いとこいに勝ち「第1回上方漫才大賞」輝いた存在感


64年、明治座の前でポーズを決めて写真に納まるかしまし娘の、左から正司照江さん、歌江さん、花江

<悼む>

流行歌や浪曲を取り入れた姉妹漫才トリオ「かしまし娘」の次女で、俳優の正司照枝(しょうじ・てるえ、本名照江=てるえ)さんが7月8日に、急性心臓死により亡くなっていた。所属事務所が10日、公式サイトを通じて発表した。91歳だった。

   ◇   ◇   ◇

かしまし娘といえば、昭和30~40年代にかけて、大阪の演芸界を代表する大スターだった。長女の歌江さんは三味線を弾きリーダー役、三女の花江は美声を生かした歌とおっとりしたキャラ。照枝さんといえば、男勝りできっぷのいいセリフ回しが人気だった。テンポのよいおしゃべりに流行歌を交えた漫才は、音曲漫才のトップに君臨した。

当時はまだ吉本よりも松竹芸能が強力だった時代。松竹のホーム、角座(大阪・道頓堀)では暁伸・ミスハワイ、砂川捨丸・中村春代、6代目笑福亭松鶴らと黄金時代を築いた。土曜日午後にはテレビで吉本新喜劇を見るのが関西のお笑いファンの定番だったが、前後に放送された「道頓堀アワー」(ABCテレビ)も根強い人気があった。

大阪のみならず東京や全国各地でも、かしまし娘は舞台に立ち、演芸の世界で大看板を張った。

1966年(昭41)から始まった「上方漫才大賞」では、かしまし娘が第1回の大賞に輝いた。翌年以後の大賞は海原お浜・小浜、中田ダイマル・ラケット、夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよしと、大阪の歴史を彩った顔が並んだ。こうしたライバルと競い合ったうえでの「第1回上方漫才大賞」受賞は、それほどかしまし娘の存在が抜きんでいたことの証明だった。

「うちら陽気なかしまし娘~」で始まるオープニングテーマは、関西では広く知られた名曲でもある。【三宅敏】

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