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映画プロデューサー「叶井俊太郎さんを送る会」で主演映画「エンドロール ザ・ムービー」発表


会場で一部公開された映画「エンドロール THE MOVIE」に出演する叶井俊太郎さん(左)と宇川直宏氏。真ん中はリモート出演の中原昌也氏のイラスト

2月16日に56歳で亡くなった映画プロデューサー叶井俊太郎さんの主演映画「エンドロール THE MOVIE」が制作、公開されることが9日、明らかになった。

この日、東京・渋谷WWWXで開催された「叶井俊太郎さんを送る会」で発表された。脚本、監督、カメラ、プロデューサーなども叶井さんが務める。

叶井さんは22年6月に膵臓(すいぞう)がんで余命半年を宣告され、抗がん剤治療、外手術を拒否して1年8カ月、最後まで仕事を続けた。2001年(平13)にカルト映画だと思って買い付けた、フランスの恋愛映画「アメリ」が興収16億円のヒットになって話題を集めた。死を前にした昨年10月には、文化人15人との対談集「エンドロール!」を出版。映像作家宇川直宏氏(56)と映画評論家宇川直宏氏(54)と退団した際の映像をもとに、在りし日の叶井さんの姿を描く。生前から叶井さんが企画して,関係者に託していた。

この日の会では、巨大スクリーンに叶井さんの経歴を映し出して振り返った。03年ファントム・フィルム設立も05年退社。同年トルネード・フィルムを設立して社長。同社は10年に3億円の負債を抱えて破産申請など、波瀾(はらん)万丈の人生を送った。叶井さんと仕事、プライベートで関わった人たちがステージ上に登場して、面白おかしく証言、そしてしのんだ。

叶井さんのファントム・フィルム時代にともに映画「いかレスラー」を制作した河崎実監督(65)は「私にとっては、恩人と言える存在でした。私には、叶井さんと作った遺作があります。来年は、あのライオンに食われたことで有名な松島トモ子さんがサメに食われる映画『松島トモ子 サメ遊戯』と映画『サイボーグ一心太助』を公開します。映画界には、こういう変なやつが必要。遺志をついで、バカ映画を作っていく」と話した。

叶井さんは、生涯で600人の女性と関係を持ったと言われるモテ男として知られる。09年に4回目の結婚相手となり、添い遂げた漫画家の倉田真由美さん(52)は「私が知り合ったときは、結構いろんなもの片付いていました。結局、相性だと思います。叶井とは全然、けんかしないですみました。ただ、ただ、楽しいだけでしたね」と振り返った。

そして「今日は、こんなに集まっていただいてありがとうございます。叶井は『アメリ』を作ったわけじゃありません、間違って買っただけです。キャラクターだけの人でした。私はいつまでも、メソメソしてしまって。今日は何も作ってない叶井俊太郎のために、たくさん集まってくれて、叶井俊太郎も喜んでくれてると思います」と話した。

会の最後には2月21、22日の通夜・葬儀、この日の会の出席者全員の名前がスクリーン上にエンドロールで流された。

◆対談集「エンドロール! 末期がんになった叶井俊太郎氏と、文化人15人の“余命半年”論」(CYZO) 膵臓がんで余命半年を宣告された叶井氏が友人、知人である鈴木敏夫氏、奥山和由氏、ロッキン・ジェリービーン氏、河崎実氏、岩井志麻子氏、中瀬ゆかり氏、中村うさぎ氏ら15人の文化人と対談。あとがきは夫人の倉田真由美氏。

◆叶井俊太郎(かない・しゅんたろう)1967年(昭42)9月18日、東京都生まれ。ラジオ局ADなどをへて、91年(平3)に映画配給会社入社。92年香港映画「八仙飯店之人肉饅頭」買い付け。ジャンルはエログロ・変態から恋愛まで幅広い。01年映画「アメリ」が興収16億円の大ヒット。03年ファントム・フィルム設立も05年退社。同年トルネード・フィルムを設立して社長。同社は10年に3億円の負債を抱えて破産申請。プロデューサーとして「いかレスラー」「ヅラ刑事」「日本以外全部沈没」など河崎実監督作品を手がける。09年9月に漫画家倉田真由美氏と4度目の結婚。中3の娘がいる。一昨年6月に膵臓がんで余命半年の宣告を受ける。今年2月16日死去。

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