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ヒロミ“イチ押し芸人”メンバー山口提樹、潮圭太が“笑いの殿堂”NGKで初の冠ライブ24日開催


なんばグランド花月でメインを務める「メンバー」山口提樹と潮圭太(撮影・阪口孝志)

18年の歌ネタ王決定戦王者のお笑いコンビ、メンバー山口提樹(37)潮圭太(37)が、大阪市の“笑いの殿堂”なんばグランド花月(NGK)で初の冠ライブ「PLAYLIST~メンバーがやりたいネタと見たいネタ~」を24日に開催する。思いを聞いた。【取材・構成=阪口孝志】

  ◇  ◇  ◇  

メンバーは18年の歌ネタ王決定戦で、出ばやしに乗って登場した後、音楽が止まらないままネタを続けるスタイルが審査員に高く評価され優勝した。

なかでも、ヒロミには東京の番組に呼んでもらったり、食事に連れて行ってもらうなど、かわいがってもらった。

山口は「隠れ家的なうどん屋さんに連れて行ってもらいました。『芸能人の店だー』って」。潮も「ヒロミさんが全部やってくれて。うどんも作ってくれました。地方芸人にも目をかけてくれて、めちゃくちゃお世話になりました」と振り返る。

ヒロミ“イチ押し芸人”として、東京のテレビ局にも認知され、売れっ子芸人となった。

そんな中で、20年に新型コロナウイルスが直撃。広島を拠点にするメンバーも活躍の場を失った。歌ネタ王決定戦も21年で終了。M-1グランプリやキングオブコントにも出場せず、露出は減ったかに見えた。

それでも、2人が歩みを止めたわけではなかった。コロナを機にYouTubeチャンネルを開設。さまざまなネタを投稿し試行錯誤する中で、潮は「いろんなものをやってみましたが、再生数が伸びるのはネタも含めた音楽系だった」。

ネタ動画「しりとり」はYouTubeで800万回再生を越え、山口は「しりとりのネタの再生回数が、賞レースで優勝した人が優勝後にあげたものと同じくらいなんで。YouTubeも結構価値あるなって」。やってきた音ネタがきちんと視聴者、特に子供に刺さることが分かった。

潮は「元々、テレビに出て売れたいみたいな欲がなかった」といい、賞レースに出ない理由も「求められてるネタの長さとかが、賞レースのコント仕様に落とし込みにくいんですよ」。自分たちのやりたいネタができれば良いというスタンスは賞レースよりも、動画配信にぴたりとハマった。

山口は「当時はコントのついでにできた副産物くらいでしたけど、今は歌ネタ芸人って感じです」と胸を張るほど、歌ネタへのこだわりは強い。

吉本総合芸能学院(NSC)大阪校29期。卒業はできなかったが、見取り図らは同期になる。潮は「頑張ってる同期に負けないようにって気持ちはある。でも、それがテレビに出るではなく、俺らもやってるぞと。なめられないように」。

動画配信や舞台、営業といった地に足のついた活動で腕を磨き、歌ネタ王を制した後に「オーケストラをバックにネタをやりたい」と話した夢もかなえた。潮は「オーケストラで全国ツアーをやりたいですね」と次なる目標を描く。

現在、拠点を置く広島よしもとには、常設の劇場がない。所属芸人も十数組しかおらず、里帰りしたR-1チャンピオン三浦マイルドにも「まだお会いできていない」という。

山口は「広島に常設劇場を作りたいって気持ちも頭の片隅にはあります。広島芸人なんてって言われるのを見返すじゃないけど、広島にいても芸人をやっていけるのを示したい」。潮も「NSC広島校もまた復活しましたし、広島芸人が増えて欲しい気持ちはあります」。夢は大きい。

そんな2人がNGKでメインを張る。2人がやりたいネタに加え、アンケートで選ばれたファンが見たいネタ。さらに、ゲストにジョイマン、ZAZY、トニーフランク、ラニーノーズ、ヨネダ2000を迎え、2人が見たいネタやコラボも披露する。

ヒロミに声をかけたのかと聞くと、「とんでもない」「緊張しすぎてネタが飛ぶと思います」と恐縮しきり。

これまで本公演では、出演者のうちの1組としてネタを披露してきたが、メインを務めるのは初めてだ。

NGKの出番について「田舎者の性格というか、同期が出てると安心する」と笑いながらも、山口はメインを任されたことに「NSC時代、NGKの横をいつも歩いてて、雲の上野先輩のポスターを見ていた。そこに地方芸人が立つ。最高ですね」。潮は「NSCを辞めちゃった人間は立てない舞台と思っていた。メインの声をかけていただいたのは感慨深い」。

さまざまな思いを胸に“歌ネタ職人”の笑いを届けるつもりだ。【阪口孝志】

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