みんなが恋に落ちる“優しい先輩”を紹介
『テニスの王子様』不二周助（ふじしゅうすけ）
引用：amazon
不二周助は青春学園テニス部の三年生で、「天才」と呼ばれる実力を誇るカウンターパンチャー。
いつも柔らかい笑顔を浮かべていて、相手が誰であっても基本的に穏やかに接する姿勢が“優しい先輩”像として人気を博しています。
後輩たちや同輩のミスを非難することなく、問題を攻略できるようさりげなく助言するため、心が折れそうなときに不二がいるだけで空気が和むという声も。
とはいえ“天才”ゆえに、いざ試合となれば相手を追い詰める鬼のようなプレーを見せる二面性があるのも魅力ポイント。
普段はほんわかしているぶん、コート上で見せる鋭いまなざしとのギャップに心を撃ち抜かれるファンが多いですよね。
弟・裕太や仲間を気遣う兄貴分としての包容力も高く、たとえ自分が苦しい状況でも、「仲間の信頼に応えたい」「もっと強くなりたい」という気持ちを最優先に行動する姿が感動を呼びます。
気づけば彼の穏やかな笑顔に後輩だけでなく読者までもがほっとしてしまう、まさに頼れる先輩の代表格。
『忍たま乱太郎』善法寺伊作（ぜんぽうじいさく）
引用：amazon
善法寺伊作は忍術学園六年は組に所属する十五歳で、保健委員会の委員長を務める“優しい先輩”の典型。
穏やかで面倒見のよい性格で、怪我人を発見すると敵味方関係なく手当をするお人好しっぷりが際立ちます。
その結果、「忍者らしくない」と周囲に言われることもありますが、本人は全く気にせず「保健委員なら当然」と笑顔で返す超・博愛主義者。
一方で不運が重なりがちな体質ゆえ、“不運大魔王”と呼ばれ、彼の周囲には落とし穴や事故が頻発するという災難属性を持っています。
にもかかわらず前向きで、仲間を助けるためにどんな泥をかぶっても構わないという芯の強さが魅力！
『ディズニー ツイステッドワンダーランド（ツイステ）』トレイ・クローバー
引用：『ディズニー ツイステッドワンダーランド』公式X
© Disney. Published by Aniplex
トレイ・クローバーは、ナイトレイブンカレッジ・ハーツラビュル寮の副寮長で三年生。
穏やかな物腰と面倒見の良さで、後輩たちをさりげなくサポートする“神対応”が人気の理由。
普段は「俺なんか普通だよ」と謙遜していますが、いざという時に的確なアドバイスをしたり、スイーツ作りのスキルを活かして部下のモチベーションを上げたりと、抜群のフォロー力が光ります。
部長であるリドルが厳しめに接しても、トレイがそっと緩衝材として働いてくれることでハーツラビュル寮の空気が保たれているとも言われるほど。
マジフトや錬金術の実力も高く、的確に行動する姿が“頼れる先輩”の名をほしいままに。
ときおり“腹黒い”一面を匂わせる発言も見られますが、基本的には後輩を伸ばすことを最優先に考えている優しさの持ち主です。
『Free!（ふりー）』橘真琴（たちばなまこと）
引用：amazon
岩鳶高校水泳部に所属する二年生（後輩からみれば“先輩”ポジション）で、ほんわかした癒し系男子。
身長は高めで筋肉質な体格ながら、言動は柔らかく、周囲への配慮を常に欠かさない優しい先輩です。
彼の最大の魅力は、後輩や仲間が悩んでいるときにさりげなく背中を押してくれる温かいフォロー力。
うまくいかない練習や、勝手が分からない合宿先で戸惑うチームメイトにも「大丈夫、焦らなくてもいいんだよ」と微笑んで寄り添い、具体的なサポートを提示することも。
練習後にはしっかり後片付けを手伝いつつ、疲れた仲間には飲み物を渡したりと、細やかな気遣いが光ります。
普段はのんびりしているように見えて、いざというときは責任感の強さが前面に出るギャップも素敵。
『ハイキュー!!』菅原孝支（すがわらこうし）
引用：amazon
菅原孝支は烏野高校バレー部の副主将であり、三年生セッター。
影山が入部するまで正セッターを務めていましたが、チームを強くするためなら自分が控えにまわることも厭わないという器の大きさが光ります。
いつでも優しい笑顔を絶やさず、失敗続きの一年生コンビにもポジティブな声がけを欠かさない“神対応”先輩。
そのうえメンバー同士がギクシャクしはじめると、持ち前の明るさとメンタルケア能力で空気をやわらげ、自然と一丸となれる雰囲気を作り出すという腕前も持っています。
ときには“おちゃめ”なテンションで盛り上げたり、主将の大地にも遠慮なくツッコミを入れるなど、しっかり主張もできるキャラなのが愛されポイント。
練習に熱心で成績も悪くないため後輩からの尊敬度は高く、それでいて「俺なんかはまだまだ」と謙遜している姿が「カッコよすぎる！」とファンを虜にしています。
控え選手として出番が少ない場面もありますが、いざコートに立つとチームのムードを一変させる“切り札”的存在感を見せるのがたまりません。
『カードキャプターさくら』月城雪兎（つきしろゆきと）
引用：amazon
月城雪兎はさくらのお兄ちゃんである桃矢の親友として登場する高校生キャラクター。
普段はおっとりした雰囲気で、何事にも優しく穏やかに接するため、さくらやその友人たちからも慕われる“憧れの先輩”ポジションです。
細身ながら大食いだったり、天然な言動が多かったりと、不思議な魅力を持っているところが印象的。
誰かが失敗しても決して責めず、「大丈夫？」と微笑んで手を差し伸べる姿には包容力を感じます。
しかし、その正体には大きな秘密があり、物語を進めるうえで欠かせない存在でもあるのがポイント。
さくらが不安定な気持ちに陥ったときに「僕でよかったら聞くよ」と親身に寄り添う態度は、見ているファンの心まで洗われるような優しさを帯びています。
学校でも人気者ですが、自分が注目を浴びていることをまったく意識していない天然さがまた愛おしい。
初期のころはさくらや小狼の恋心を知らずに笑顔で接しており、良い意味で全く罪のない“癒やし先輩”の典型といえるでしょう。
『WIND BREAKER（ウィンドブレイカー）』梅宮一（うめみやはじめ）
引用：amazon
風鈴高校の3年生で、防風鈴（ボウフウリン）の総代を務める“最強の先輩”がこの梅宮一。
普段は飄々とした言動で周りを笑わせる兄貴肌タイプですが、その内面には部下や仲間を思う強い責任感が宿っています。
どれだけ理不尽な相手が現れようとも「オレは絶対に負けない」という決意を口にし、メンバーの危機には率先して前に出る頼もしさはまさに“神対応”の先輩そのもの。
さらに、学校行事や日常でも後輩の不安や悩みを察知し、自分のことのようにフォローしてくれる姿勢が光ります。
笑顔と共に冗談めかした励ましをくれたり、重たい空気を一瞬で吹き飛ばすようなポジティブな言葉をかけてくれたりと、周囲に元気を与えるのが得意分野。
時には苦い過去を思わせるような発言をする場面もあるものの、それを乗り越えたからこそ培われた包容力が、みんなに愛される理由でしょう。
『弱虫ペダル』手嶋純太（てしまじゅんた）
引用：amazon
手嶋純太は総北高校自転車競技部の三年生で、いわゆる“凡人”枠と自称しながらもキャプテンを務める頼れる先輩。
才能やセンスに恵まれた後輩が多い中、「自分には特別な力なんてない」と認めつつも、地道な努力と策士的な頭脳でチームを支えています。
坂道たち1年生が困っているときは、自分を差し置いてでも本当に必要な手を差し伸べたり、メカトラブルに遭った坂道にビンディングペダルを譲ったりと、後輩を活かすために奔走する優しさが光るキャラクター。
とはいえ彼自身も“負けない”という強い意志を持ち、インターハイなどの要所では凡人らしからぬ粘りと計算を見せるギャップが魅力。
どれだけ無理をしても仲間が笑っていられるなら喜んで頑張るという姿勢が後輩にとっては心強く、「天才でなくても戦える」というメッセージを全身で体現しています。
ヒルクライムレースでの活躍やチームがピンチのときに見せる頼もしさは、“優しい先輩”の概念を大きく超えた尊さが詰まっているといえるでしょう。
『黒子のバスケ』木吉鉄平（きよしてっぺい）
引用：amazon
木吉鉄平は誠凛高校バスケットボール部創設者にして二年生ながら頼れる“先輩”としてチームを引っ張る男。
大柄な身体と柔和な表情が印象的で、「楽しんでこーぜ」といつもニコニコしているお人好し風キャラですが、実は圧倒的な策士ぶりとメンタルの強さを秘めています。
左膝の負傷を抱えながらチームに合流し、周りの才能を活かす“ゴール下の司令塔”として試合をコントロール。
後輩や仲間が落ち込んでいるときには的確な言葉で励まし、時に冗談めかして笑わせるなど、空気づくりがとても上手です。
『学園アリス』安藤翼（あんどうつばさ）
引用：amazon
安藤翼は蜜柑の初めての先輩として登場する15歳の少年。
彼は面倒見の良さを発揮し、ヒロインの蜜柑や棗（なつめ）ら後輩たちが問題に巻き込まれるたびに、手助けをしたりメンタルフォローを欠かさない存在です。
そのため、周囲からは慕われることが多く、底抜けに明るい性格とは違う優しい懐の深さに胸キュンするファンが多数。
大切に思う相手にはとことん寄り添うため、後輩の棗やルカ、そして親友の要とも強い絆で結ばれているのが特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？ 今回ご紹介した“優しい先輩”キャラクターは、どれも個性豊かで、どこかしらギャップや熱いポリシーを抱えているのが特徴。
後輩を陰で支えるだけでなく、ときには自分の限界を超えた行動で周囲を奮い立たせることもあり、どの先輩も「ただのいい人」で終わらない奥深さがあります。
もし作品をまだ観ていないキャラがいたら、ぜひこの機会にチェックしてみてください。あなたの“推し先輩”が新たに生まれるかもしれませんよ！
