『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』とは?
『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』は、2003年4月5日〜2004年12月25日にかけて放送されたTVアニメです。
ジャンルは魔法少女+美少女戦隊であり、人魚姫伝説をモチーフにした内容。
マーメイドプリンセスたちがアイドルのような衣装で歌を武器に敵と戦う設定が話題を呼びました。
『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』あらすじ
主人公の七海るちあは、ピンク真珠を持つ北太平洋の国のマーメイドプリンセス。
人間界にやってきて、小さい頃海で助けた男の子・堂本海斗と再会し、恋をします。
だけど、その時のマーメイドだって事はぜったい秘密!だって正体を明かしたマーメイドは、泡になってしまうから……。
一方海の世界では、ガイトと名乗る少年が海の世界の征服を企んでいました。
海の平和を守るため、るちあはマーメイドプリンセスだけが持つe-pichiというマイクを手に、仲間と共に歌の力で大活躍します!
令和に語り継ぎたいキャラ“ブラック・ビューティー・シスターズ”
『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』に登場するブラック・ビューティー・シスターズは、マーメイドプリンセスたちの敵として登場するガイト(原作はガクト)の部下。
マーメイドプリンセスの専売特許であった「歌」を武器とする敵として登場します。
オレンジ色のロングヘアが特徴の姉・シェシェ(CV.土屋実紀さん)と、水色のショートヘアが特徴の妹・ミミ(CV.下屋則子さん)はコンビ名の通り本当の姉妹。
それぞれを思い合っており、アニメ版では姉妹愛が強調して描かれていました。
魅力①パンク風の衣装がかっこいい
マーメイドプリンセスたちの衣装はアイドルのようなひらひらとしたワンピースですが、シェシェとミミは黒とそれぞれのイメージカラーを使用したパンク風衣装。
可愛いよりも“かっこいい”が好きな女の子から絶大な人気を誇っていましたよね。
魅力②姉妹ならではのデュエット
これまでの敵は氷や吹雪、海草といった物理攻撃で戦っていましたが、シェシェとミミはマーメイドプリンセスと同様に歌で戦います。
パンクロック調の曲と2人のハモリが最高にかっこいい!
お互いに腕を絡ませたり、マイクを差し出しあったりとパフォーマンスも必見。
歌唱シーンは背景が赤になり、禍々しい雰囲気ながら2人の世界に引き込まれます。
魅力③姉妹百合とも取れる愛情表現
2人はお互いのことを大事にしており、時には「え?付き合ってる?」と思えるようなやり取りも登場。
また、ミミは時折マゾヒストの気があるような発言をしており、シェシェの言葉に顔を赤く染めることも。
美女姉妹の妖しい関係にドキドキすること間違いなしです。
魅力④敵ながらも優しい性格
『マーメイド メロディー ぴちぴちピッチ ピュア』33話では、シェシェとミミがケンカしてしまい、ミミが陸へ家出をしました。
そこでミミはるちあと出会い、敵同士だと知らずに友人になります。
数日、穏やかな日々を一緒に過ごしますが、るちあの家でヒッポを見つけてしまい、友人たちがマーメイドプリンセスだと気づきました。
ミミは落ち込みながらも海に戻り、シェシェの立てた作戦でマーメイドプリンセス捕獲作戦を実行。
マーメイドプリンセスを捉えようとした時に、るちあ達は人間の姿に戻ってしまい、自分の友人たちの正体に動揺が隠せません。
ミミは「あの子たちとは戦えない!」と、上司にあたるミケルに反抗。
シェシェは妹と一緒にいることを選びミケルに立ち向かいますが、歯が立たず2人共ミケルに取り込まれてしまいました。
本日のおさらい
・『マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ』には魅力的な敵キャラがいた
・マーメイドプリンセスと同じく「歌」を武器にした敵は初
・アイドル風ソングのマーメイドプリンセスたちとの対比でロック調の曲がカッコよかった
・組織としての目的よりも姉妹の絆を優先した