吉本新喜劇の元座長で、喜劇俳優の木村進さんが19日、腎不全のため、亡くなっていたことがわかった。68歳だった。
21日、日本テレビが報じており、木村さんは1970年、吉本興業に入社。23歳の若さで吉本新喜劇の座長に就任し、同時に座長になった間寛平(69)とのコンビで、人気を博した。
87年には喜劇俳優として父の跡を継ぎ、三代目・博多淡海を襲名したが、翌年に襲名披露公演中に脳内出血となり、重体に。95年頃から吉本新喜劇の仲間と劇団を立ち上げ、97年には舞台復帰を果たしたが、2000年代後半に足を骨折し、表舞台から姿を消していた。
盟友の訃報に寛平は「倒れてから30年。よく頑張ったと思います。年に3回は会いに行ってたのですが、残念です」と、故人を偲んだ。