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榮倉奈々 安田顕との関係性埋戻しに「悲しいような」


榮倉奈々 安田顕との関係性埋戻しに「悲しいような」

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』公開記念舞台あいさつが開催!


 女優・榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花が9日、東京・角川シネマ新宿で映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(監督:李闘士男/配給:KADOKAWA)公開記念舞台あいさつを李監督とともに開いた。


 2010年に実際に『Yahoo!知恵袋』に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という相談から始まったエッセイが実写映画化。“死んだふり”という意外すぎる入りから、予測もできないラストへとたどり着いていくヒューマンドラマ。ある夫婦が一風変わったコミュニケーションを通じて見つけた1つの夫婦の形とは……。


 「どの映画の公開も嬉しいですけど、この映画は嬉しいね。安田くん」と、榮倉が安田とうなずきあっていたが、「きょうという日が来るまで、やっと安田さんと距離が近くなったなと思うと、もう終わりかなって。周期的には5年くらいの、またゼロの関係性に戻って埋め直さないといけないので悲しいような」と、安田との“コンビ解消”に一抹の寂しさを感じているよう。


 ただし、榮倉は安田へ「現場で気遣いの方で何を考えているか分からなかった」と語ったりするなど、今回もそこまで深く仲良くなることはなかったとも話したり、今後もし共演するならとの話題になると安田は「刑事と犯人、医者と患者、検事と事務官」など、対極的な関係を挙げ観客を笑わせることも。


 さらに、映画のキャッチコピー『“死んだふり”が夫婦を救う!?』にちなんで、『○○が夫婦を救う!?』というお題でトークを展開。野々は最近結婚したということもふまえて「◯◯」の部分に「ありがとうございます」と、人柄が出るものを出したり、安田は「おこづかい」と入れ、「僕財布に入っていると全部使っちゃう。何に使うか話すと出してくれるから不自由はしてないけど、お金って夫婦の間でも大事じゃない。その方がいいなって。(お金がなければ)悪いことしないし」と、展開しつつ「大谷くんも結婚したらおこづかいがいいよ」と、巻き込むことも。ちなみに榮倉は「会話」を入れ「普通ですいません」と、苦笑いだった。


 イベント後半には、モデルとなった夫婦の夫・妻、それぞれから手紙が届き、榮倉の持つ間が、原作者の奥さんと同じでドキッとさせたことなどが明かされ、これには榮倉に笑みが浮かぶことも。安田はといえば、「いろんな愛の形があっていいし、旦那さんへの思いというのも、コミュニケーションのとり方だったんだなって」と、深さを感じているようだった。


 記念撮影の際には、「熱川バナナワニ園」(静岡県伊豆市)より”幸せを運ぶ神様”とも呼ばれる、本物のワニが公開のお祝いに登場。しかも、このワニ名前がないそうで、榮倉が名付けることとなり“ツマフリ”くんと名付けられていた。


 映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は8日よりロードショー中!


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