『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』舞台あいさつ付き応援上映が28日、東京・TOHOシネマズ上野で開かれフレイア・ヴィオン役の鈴木みのりが登場し、司会はビッグウエストの畠中雄一氏が務めた。
本作は人気アニメーション『マクロス』シリーズ最新作にして、2016年4月から9月まで2クールにかけ放送されたTVアニメ『マクロスΔ』に新曲、新作カット、新メカを加え改編集版として2月9日から公開。2月25日にはライブイベント「SANKYO presents マクロスΔ 戦術音楽ユニットワルキューレ 3rd LIVE 『ワルキューレは裏切らない』 at 横浜アリーナ」も開催するなど、公開後も盛り上がりを見せている作品だ。
「歌は元気!」と、フレイアのキャラ声で勢いよくあいさつしながら現れた鈴木。作品を観たことのない方も結構な数がいるということで、鈴木は「言っちゃいけないことまで、言っちゃうかもしれないので……」と、ネタバレに気をつけながらの進行へ。
先月11日にはカナメ・バッカニア役の安野希世乃が応援上映のレクチャーをして盛り上げており、その際にも「メッサー!」「ゴー!ワルキューレ!」といった声をかけることを推奨していたとあって、鈴木たちもこの回ならではの掛け声を考案していくことに。とりあえず、マキナが4月に誕生月ということで、マキナが出てきたら「おめでとう」と声をかけることと、マキナの“中の人”西田望見から「『のぞみる』と叫んでくれ!」というリクエストもあったということを追加。
鈴木は、その“中の人”つながりで、ミラージュ・ファリーナ・ジーナス役の瀬戸麻沙美が4月に誕生月のため、「ミラージュが出てきたら『瀬戸さん!』ということで(笑)」と、和気あいあい。ちなみに自身が演じるフレイアの登場のときは「よっ!りんご娘」ないし、「鈴木ぃ!」もしくは総合格闘家・鈴木みのると鈴木みのりが名前がとても似ていることから「世界最強!」というハチャメチャなものまで勧めたりすることもあった。
その掛け声の話は止まらず空中騎士団の際には、『おのれワルキューレ』『いい感じだ』『大いなる風にかけて』といったセリフに対して「『ヒュー!』と、ちょっとうざい感じで言ってみてください(笑)」とも。とりあえず、掛け声の練習ということで、カナメのセリフ「命がけで楽しんじゃえ!」を鈴木がコールするという珍しい一幕もあった。
イベント後半には3大発表として、本作がMX4D(R)となって5月11日より上映決定したこと、マキナ役の西田望見を迎えた舞台あいさつ付き応援上映が5月27日にTOHOシネマズ上野にて開催が決定したこと、9月23日に『ワルキューレ』によるソロイベント「『扇情のプレミアムライブイベント』at 豊洲 PIT」の開催を予定していることを発表し、こちらについてトークしていくものに。
4DX(R)版へ畠中氏は「河森正治監督は大はしゃぎ(笑)。1番はしゃいでたのはヴァルキリーのドッグファイト。宙返りまでは動かないですけど、まさに宙返りしている感覚で振動とかがガンって!」と、その反応を伝えたり2箇所で匂いが出るシーンもあることをアナウンス。
「『扇情のプレミアムライブイベント』at 豊洲 PIT」の開催日へ鈴木は「私のお母さんの誕生日」と、マイペースな発言をしつつ、同ライブの内容へ鈴木は「何をするんですか、何を歌うんですか!?」と畠中氏に鈴木は詰め寄ったが、さすがにこのことは後日発表になるとのことだった。
最後に写真撮影ではさまざまなポーズをとって沸かせた鈴木。「『ワルキューレ』としてのライブも、フレイア・ヴィオンとしてのアニメの方も1年前には、『マクロス⊿』自体が終わっちゃうのかなって思っていたんです。けれど、こうやってみなさんのお力のおかげでどんどん前に進むことができて嬉しく思っています。ライブも今年2月にあったライブをまたさらに超えるようなアーティストになっていきたいです。アニメの方でも続編とかをやりたいといつも思っておりますし、そのためには私自身頑張っていくことも必要ですけど、これからも『マクロス⊿』を応援して頂けたら、どんどん止まらないで行けるのではないかと思っています。応援よろしくお願いします!」と、呼びかけていた。
※記事内画像は©2017 ビックウエスト/劇場版マクロスデルタ製作委員会