大相撲の横綱審議委員会は29日、東京・両国国技館で定例の会合を開き、初場所を途中休場して5場所連続の休場となった横綱・稀勢の里(31)について、苦言を呈した。
同日、NHKが報じており、横審の北村正任委員長は、左胸のケガにより初場所6日目から途中休場した稀勢の里について、「15日間横綱として務められる確信がなかったら出て来ないほうがいいと以前から言ってきたが、数場所同じことが繰り返されているのは残念だ」と発言。
続けて、「本人がやれるんだという判断のもとで出て来てほしい。ファンの期待している力士なので、なんとか困難を克服してほしい」と、奮起を促した。