俳優・財木琢磨(25)が12日、香港・理大蒋震劇院で『財木琢磨 香港ファンミーティング』を開催し、大盛況となった。
財木といえば、2012年に第25回ジュノンスーパーボーイコンテストでフォトジェニック賞を受賞。14年にはミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで8代目手塚国光役を、17年にはミュージカル『刀剣乱舞』~三百年の子守唄~ 大倶利伽羅役を演じたり17年10月4日からスタートしたドラマ『水戸黄門』(BS-TBS)では“助さん”こと佐々木助三郎 役に抜てきされたりと話題の財木が香港に上陸!海外でのファンイベントは、今年6月の台湾に続き2回目となる。
あいにくの雨だったが、場内の230席は満席!来場者全員に財木が香港入りした直後に撮影したという直筆サイン入りの写真がプレゼントされるという豪華な特典もあり熱気にあふれる。
財木本人も少し緊張する中、イベントがスタート。ブルーのシャツ、濃紺のジャケットで登場した財木は、「かなり練習してきたつもり」という広東語で、まずはファンらへごあいさつ。司会が通訳をしながらのトークではあったが、トークの際にファンの方々から爆笑する場面があったり、会話のやりとりやゲームでも盛り上がったりと、ファンの楽しむ様子に次第に緊張もとれリラックスした顔を見せるように。
ゲームでは「楽屋を見ちゃおう」と本人の楽屋を見せ、そこからクイズを出題。クイズ正解者に特別プレゼントが贈られるコーナーや、ジャンケン大会では、財木本人が書いたラブレターをプレゼント。しかも、ラブレターに書いた内容をささやくというサービスには、会場中から黄色い歓声が上がり大盛り上がり。
しかも、中盤には司会者から歌のリクエストというムチャぶりが!財木は「歌は恥ずかしいから」と、照れつつ急きょアカペラで歌唱。これには、拍手喝采で財木からも笑みが漏れた。
質疑応答のコーナーでは、財木本人が質問者の方の席にまで行って答えるという“神対応”!これまで出演した舞台についての質問や、今回香港を訪れた感想などさまざまな質問にも丁寧に回答しつつ、財木は「うまく答えが伝わったかどうかは不安ですけど、面白くて僕が楽しかったです」とイベントを楽しんだようだった。
最後には来場者1人1人と2ショット写真撮影をしてお見送り。熱気あふれるままに、香港でのファンミーティングを終えていた。
イベントを終え財木は「とても楽しかった。遠くから来てくれた人たちは また時間をかけて帰るわけだから、戻るその間もこのイベントを思い出してもらえるといいなぁ~」と、名残惜しそうな表情をみせ、「海外でのファンミーティングは今後もやっていきたい」と、抱負を語っていた。
今後は12月8日より、ライブイベント『ミュージカル「刀剣乱舞」~真剣乱舞祭2017~』に大倶利伽羅役として出演予定。来年1月25日~2月4日まで舞台「クジラの子らは砂上に歌う」が東京・大阪で上演予定、オウニ役で出演となる。