俳優・遠藤健慎(16)が、10月17日(火)スタートするドラマ『明日の約束』(カンテレ・フジテレビ系、火曜日・午後9時~)にレギュラーで出演することが分かった。
同ドラマは、女優・井上真央(30)が、約2年ぶりに連続ドラマの主演を務めることで話題の作品で、完全オリジナルで描かれる。井上演じるスクールカウンセラー・藍沢日向(あいざわひなた)が、勤務する高校で起きた男子生徒の不可解な死の謎を追うヒューマン・ミステリー。
遠藤は、スクールカウンセラーを演じる井上が最も気にかけている椿が丘高校の男子生徒・吉岡圭吾を演じる。圭吾の母親・吉岡真紀子(仲間由紀恵)は息子を愛しすぎるが故に異常なプレッシャーを与え続ける“毒親”だった。不登校の圭吾のために家庭訪問に来て様子を伺う日向に対して、強烈な不信感を抱く母親の真紀子だった。
「毒親(どくおや)」とは、過干渉やネグレクトなど、子どもへのネガティブな言動を執拗に継続し、一種の毒のような影響を与える。子供の人生を支配するようになってしまうことも。
物語のキーパーソンとして、第一話から強烈な印象を残す遠藤は、「『明日の約束』出演決定の報告をもらった時、正直何が起きたのか理解できず少しの間唖然としてしまいました。次第に実感が湧きすごく嬉しい気持ちと、自分の演技でドラマの面白さにも影響してしまうという責任も感じました」と、フレッシュな感想を。
続けて、「今まで自分は映画やスペシャルドラマなどの作品に関わらせて頂きましたが、連続ドラマは初めての出演です。スクールカウンセラー日向先生の井上真央さん、そして僕の母親役に仲間由紀恵さん、今作品で初めて共演させていただく先輩方ばかりで、緊張もしてますが一緒にお芝居をさせて頂くのはとても楽しみです。同じ高校生として、吉岡圭吾のリアルな感情を1シーンずつ考えながら演じれるように頑張ります。是非『明日の約束』楽しみにしていただけたらと思ってます」と、力強く抱負を語った。
2009年に芸能界入りした遠藤は、これまでCMやドラマ、映画など様々な作品に出演。2014年には、映画『ホットロード』で『三代目 J Soul Brothers』の登坂広臣(30)が演じた春山洋志の弟・強役で出演。2016年には第1回ジュブナイル脚本大賞を獲得した映画『がらくた』で主演。今年3月公開された映画『グッバイエレジー』では、井川道臣の中学時代(大人になってからは吉田栄作)を演じるなど、注目の俳優だ。
他に、圭吾の担任・霧島直樹を演じる及川光博(47)、藍沢日向の恋人・本庄和彦を演じる工藤阿須加(26)、2年A組担任で正義感溢れる教師を目指す北見雄二郎を演じる白洲迅(24)、臨時教員の大宮奈緒を演じる新川優愛(23)、日向の母親・尚子を演じる手塚理美(56)、圭吾の死について取材するジャーナリストの小嶋修平を演じる青柳翔(32)らが出演する。