映画『美女と野獣』(監督:ビル・コンドン/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)プレミアム吹替版キャスト発表会が31日、都内ホテルで開かれ豪華11人のキャストが一挙に発表され、司会は中井美穂
美しい王子が呪いにより醜い野獣に変えられてしまう。魔女が残したバラが散る前に、誰かを心から愛し、愛されることができなければ、永遠に人間には戻れない……そんな野獣の前に村の美しい娘・ベルが現れ……。不朽のアニメーション『美女と野獣』をウォルト・ディズニーが完全実写化し、エマ・ワトソンがベル役を演じたことでも話題となっている。
この日は、ベル役に昆夏美(25)、野獣役に山崎育三郎(31)、ポット夫人役に岩崎宏美(58)、モーリス役に村井國夫(72)、ガストン役に吉原光夫(38)、ル・フウ役に藤井隆(44)、ルミエール役に成河(35)、コグスワース役に小倉久寛(62)、マダム・ド・ガルドローブ役に濱田めぐみ(44)、ブリュメット役に島田歌穂(53)、チップ役に池田優斗(11)と発表されることに。
会見がスタートするとピアノとチェロの生演奏のなかキャストが登壇し、全員で楽曲『美女と野獣』を歌い上げ初披露し、幻想的な作品を彩ることに。
山崎は野獣役へ、「このステージに立っていること本当に光栄に思います!ディスニーはですね、幼いころ、サンタクロースに野球のグローブが欲しいと手紙が書いたところ、翌朝ディスニーのビデオがたくさん置いてあって、それが出会いでした(笑)。それからビデオテープを何百回と1人で『アラジン』とか『シンデレラ』、『美女と野獣』を本当にテープがちぎれるぐらい見て、僕もいつかディズニーの吹き替えをしたいなと幼子ながらに思っていたんです。きょうは夢がかなったと、夢は思い続ければ叶うんだなとあらためて実感しています」と、万感。
それに合わせるように昆も、「『美女と野獣』は幼いころからビデオがすり切れるまで何度も見て」と言いつつ、「ベル役をエマ・ワトソンさんが演じると聴いていち早く観たいと思っていた作品でした。この作品に携われることは人生何が起こるかわからないという気持ちでいっぱいです」と、率直な感想を。「自立した部分が描かれたキャラクターだと思います。そいうい部分も考えながら収録していきたいと思います」と抱負も語った。
さらに、山崎は「僕からするとミュージカル界のスーパースターがたくさんそろい役者のみなさんと11名で、プレミアムな『美女と野獣』が一緒に作れることを本当に嬉しく思います」と、感謝の言葉を口にすると、「ただの実写映画ではありません!100年語り継がれる作品になると思います!今回は野獣の生い立ちなども描かれていて、男性にもぜひ観ていただきたいです。2017年最高のエンターテインメントになると思いますので観てください!」と、呼びかけていた。
映画『美女と野獣』は4月21日より全国公開!
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