『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』(監督:元永慶太郎/配給:東宝映像事業部)「おかえりバッチ!男だらけの舞台挨拶」が10日、東京・TOHOシネマズ新宿スクリーン9で開かれヒタチ・イズル役の相葉裕樹、アサギ・トシカズ役の浅沼晋太郎、スルガ・アタル役の池田純矢が登壇した。
2013年4月から9月まで2クールでTVアニメ放送され、個性的なキャラクターとドラマ、ハイクオリティなロボットバトル描写で人気を博した“マジェプリ”の愛称で親しまれたオリジナルアニメ『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』の劇場版でTVシリーズ最終回の直後からが描かれる作品。主人公たち『チームラビッツ』は、謎の地球外生命体“ウルガル”に最新鋭ロボット“アッシュ”を駆り最前線で戦うのだが、その残念すぎる欠点のある行動から“ザンネン5”と呼ばれるなど、シリアスな場面でもどこかクスリと笑えて共感してしまうような魅力あるキャラクターたちが織りなす物語は、ときに観る者の涙を誘うこともあった。
今回のイベントは、今月4日の初日舞台あいさつに大阪のミュージカル公演のため参加できなかった“バッチ”こと相葉を迎えるもの。それだけに、浅沼と池田は、少々手荒で愛情(?)の深い感じで相葉を出迎え、さっそく、マジェプリイベントらしい雰囲気の中でのものとなった。
3人はそれぞれ、自身の演じるキャラクターのイメージカラーの洋服で登場。それに合わせるように、イベント中『ラビッツメンズランキング』なる観客を巻き込んだアンケート調査を敢行することに。観客たちには事前に赤、青、黄色と3つの紙を渡しており、「レッドファイブ、ブルーワン、ゴールドフォーいちばん乗りたいのは?」「イズル、アサギ、スルガ結婚するなら誰?」「イズル、アサギ、スルガ、抱かれたい、抱かれてもいいのは誰?」というのでそれぞれの問いに答えることに。
一般的なものから、キワドい質問まで集まったが、メカのアンケートでは、3人がそれぞれ自分のキャラクターの搭乗するロボットの良さを30秒間でアピール。中でも池田はスルガばりに、専門的な用語を早口に30秒間しゃべり倒すというレベルの高いプレゼンを見せ観客たちを感心させることも。結果、「レッドファイブ、ブルーワン、ゴールドフォーいちばん乗りたいのは?」は、ほぼ3等分に観客の意見が割れ、残りの2つはアサギが勝利するというものとなり愛されている様子を見せていた。
終盤には、「おかえり!バッチ!」「ただいま!」とコール&レスポンスがあって劇場内に大歓声が起こったりしつつ、「これからもマジェスティックプリンスを愛してください!」(池田)、「どんな形であれ、みなさんにまた会いに来たい!引き続き“保護”をお願いします!」(浅沼)、「これが最後にならないような形にできれば」(相葉)と、観客に呼びかけ終演を迎えていた。
『劇場版マジェスティックプリンス 覚醒の遺伝子』は4日より2週間限定上映中!