劇場アニメーション『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』(監督:田中裕太/配給:東映)完成披露イベントが23日、東京・台場のシネマメディアージュで開かれキュアミラクル/朝日奈みらい役・高橋李依、キュアマジカル/十六夜リコ役・堀江由衣、花海ことは/キュアフェリーチェ役・早見沙織、モフルン役・齋藤彩夏、楽曲『正しい魔法の使い方』を歌うアイドルグループ『AKB48』の“まゆゆ”渡辺麻友が登場し、司会は寺迫麿が務めた。
『プリキュア』シリーズ最新作で、今年2月から放送されているアニメ『魔法つかいプリキュア!』初単独ムービー作品。みらいとリコがプリキュアに変身したときに命が吹き込まれたクマのぬいぐるみ・モフルンが、100年に一度、どんな願いでもかなえてくれる伝説の石『願いの石』に選ばれたことで巻き起こる事件とともに、奇跡の力でなんとプリキュアに変身してしまうという物語。みらいとモフルンの絆も感動のストーリーも紡がれているところも見どころの1つ。
完成披露イベントは、劇場前のスペースで開催。モフルンがクマとあって、本作もクマがいっぱい出てくる、本作にはゲストとして全国のクマのゆるキャラも出演。この日は、あべのハルカス 展望台「ハルカス300」からあべのべあ、長野県からアルクマ、熊本県からくまモン、北海道からコアックマ&アックマ、小樽市からはゾンベアー、日本ハンバーグ協会からはハンバーグマのグーグー、日本郵便からはぽすくま、秩父市からはポテくまが応援に駆けつけた。
ゆるキャラたちが勢ぞろいしたとあって、華やかなものとなったが、ポスクマとくまモンが、顔と顔を突き合わせて喜びを表現し合ったり、渡辺と高橋が同じ埼玉県出身ということでポテくまに親近感を抱いたり、堀江がくまモンをもふもふ。渡辺は、「こんなに大量のクマに囲まれるのは初めてなので、堪能することができて幸せです」と、ニッコリ。
作品へは、高橋も堀江も「早くみなさんに観ていただきたいです!」と、声をそろえる本作。感想について、高橋は「本編でみらいとモフルンの友情を描く機会はあったんですけど、モフルンと一緒にリコとはーちゃん(花海ことは)と同じシーンもあったり本編の延長線上にあったなって」と、モフルだけではなく、ほかのキャラクターとの絆も感じられるのだとか。
堀江は「大人ですけど3回泣いてしまって、こんな素敵なストーリーで、きょうの上映を待ちわびていました。大人の方も方が観ても刺さるというか。親子、それ以外の方もたくさん観て頂きたいなと思っています」と、感動の仕上がりだったそう。
そして、本作の目玉の1つであるモフルンが変身すると聞いたときのことへ、齋藤は、「初めてモフルンが変身すると聞いた時、ドッキリかなって思ってすごくビックリしました。夢のような感じです!アフレコはいつもみんなに守ってもらうということばかりだったんですけど、その思っていた歯がゆさをぶつけられたかなと思います!」と、作品に込めた心情を。
モフルンの変身を聞いた時、高橋は、「私は、やったぁ!って」と、声をあげたようで、堀江は、「えっ!?って、ビックリしました。そうしたら、結構顔がそのままで、目とかもモフルンがプリキュアになったらこうなるんだという感じで、すんなりと受け入れることができました」と、感想を寄せ、早見も「初めてにキュアモフルンの映像を観たんですけど、そこに彩夏さんのお声がつくのでカワイイの相乗効果というか、劇場の中でも印象的なシーンで描かれていると思います!」と、アピールしていた。
一方の渡辺は「映画の劇中で自分の歌が流れるのが夢なんじゃないかと思うくらいとっても嬉しくて」と、楽曲を歌って感激だったそうで、「テーマソングで作品を盛り上げていきたいと思います!」と、気合を入れると、堀江は「歌がさわやかで、まゆゆさんにピッタリで、プリキュアの言葉がちゃんと入っていて、こういう形で共演が嬉しいです」というと、早見は「素敵なシーンでかかるんです!」といい、高橋は「カワイイ部分を全部引き受けてくださった!」と、評していた。
また、作品にちなんで、1つだけ願いが叶うとしたら何がしたいかという話が振られると渡辺は「1日が24時間だけじゃ足りなくて、多ければたくさん寝たりとかできるし、32時間くらいあったら人生さらに充実するんじゃないかなって」と、お願いごとをしていた。
劇場アニメーション『映画魔法つかいプリキュア!奇跡の変身!キュアモフルン!』は29日より全国公開!