NHK『あさイチ』(月~金、午前午前8時15分~:2016年9月5日放送)でも取り上げられるなど、ここ数年、国内生産の紅茶がブームとなっている。「和紅茶」(※1)「国産紅茶」「地紅茶」など呼ばれ方は様々だが、どれも同じく「日本で作られた」のことを指している。
紅茶というと、インドやスリランカからの輸入品というイメージが強いが、実は、日本でも明治時代から昭和30年代半ばまで、生産されていた。最盛期には1,500トン以上が生産され、海外にも輸出されていたが、1971年の紅茶輸入自由化により壊滅的打撃を受けた。
それが最近、紅茶専門店に限らず、有名和菓子屋や小売店などでも純国産の茶葉を使用した「和紅茶」を販売する店舗が増え、デパ地下の和紅茶フェアなども行われるなど、人気になっているほか、「和菓子にも合う」「食事にも合う」など、“お茶”感覚で一般でも気軽に味わえる新しいジャンルの紅茶として今、注目を集めている。
生産地も現在では九州、静岡県および長野県、三重県、奈良県、滋賀県、山陰地方など全国500か所以上で若干量流通も増えている。
そこで伊藤園では、この「日本の紅茶」をさらに、ペットボトルという飲みやすい容器に入れて、10月3日(月)よりニューブランド『~正統なのに、独創的~TEAs’TEA NEW AUTHENTIC(※2)(ティーズ ティー ニュー オーセンティック)』のひとつとして発売した。
このニューブランドは、世界で愉しまれているお茶をITOEN流に作り上げた“新しいお茶の楽しみ”を届けるもので、「TEAs’TEA NEW AUTHENTIC 日本の紅茶」は、日本茶の中でもわずか0.2%と稀少な国産紅茶葉を100%使用した無香料の新しい味わいの無糖紅茶に仕上げている。
さっそく「日本の紅茶」を飲んでみる。開栓したときもいわゆるストレートティーの紅茶の香りは強くない。飲んで見ると、甘くなく、すっきりとした飲み心地、それでいていわゆる「ストレートティー」のように、苦みや渋みといった、いわゆる「紅茶」のクセがない。「お茶」のようにごくごく飲めるので、和洋中とどんな食事にも合うし、和菓子洋菓子のスイーツにも合うのがうなづける。どの食べ物の味も邪魔しない。それでいて、喉を通り過ぎてから、あと、ほんのりと紅茶の香りが感じられる「お茶」感覚で飲める「紅茶」だ。
「日本の紅茶」のほかに、ほうじ茶とミルクで作った日本版ミルクティーの「ほうじ茶ラテ」と、100種類のサンプルから厳選し、インドの生産者の方と共同開発したオーダーメイドの茶葉を使用した「ダージリン」が同時発売された。
「ダージリン」は、王道のダージリンティーだが、ラベルの説明にある「紅茶のシャンパン」という謳い文句に惹かれた。厳選されたオーダーメイドというだけあり、味も香りも豊潤でまろやか。もちろん、しっかりと「ストレートティー」の味がする。
一番興味深かったのが、ほうじ茶とミルクで作った日本版ミルクティーの「ほうじ茶ラテ」。ほうじ茶とミルクがあうのか、それがミルクティーに勝てるのか?興味津々に開栓すると、ほうじ茶の焙煎した独特の香ばしさが香ってくる。飲んでみても、ほうじ茶の味をあとからミルクが包む感じで、まさに新感覚な“ミルクティー”だ!ホットにしたら、違った香りと味に変化しそうで、本格的な冬場が楽しみだ。
また、TV-CM『走り出す旋律』篇の放映を10月12日(水)より開始。同商品のコンセプトである『正統なのに、独創的。』な世界観を、世界で活躍するピアニスト・上原ひろみを起用し、「きらきら星」のスタンダードな曲調から移り変わる独創的なピアノの旋律に乗せて訴求する内容。今回の楽曲は、上原自身が選曲し、アレンジを手がけたものとなっておえり、こちらも聴きごたえ十分。
同商品は、10月3日(月)『日本の紅茶』・『ダージリン』を、10月10日(月)『ほうじ茶ラテ』を発売。10月31日(月)には、『アップルティー with ルイボス』・『ピーチティーwith グリーンティーアップル』を発売する。
ホームページ:
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キャンペーンページ:http://new-teastea-cp.jp/