タレントの“熊井ちゃん”熊井友理奈(23)が19日、東京・六本木の東京ミッドタウンキャノピースクエアで行われた「麻布警察署交通キャンペーン」に、警視庁麻布署の一日警察署長として出席した。また、司会は、テレビ朝日アナウンサーの池谷麻依(24)が担当した。
同キャンペーンは、21日~30日まで実施される秋の全国交通安全運動にともない、「やさしさが走るこの町この道路」をスローガンに掲げ、交通ルールを守り、正しい交通マナーの実践を慣習付け、道路環境改善に向けた取り組みを推進することで、交通事故のない明るい社会の実現を目指すために開催された。
特に、社会問題にもなった小さい子供たちの交通事故や高齢者の死傷者数が、交通事故死者数の半数以上占めていることから、「子供と高齢者の事故防止」を促す。
あいにくな雨模様の中、大勢の人が集った会場に、制服姿の熊井が登場。委嘱式の後、トークコーナーでは、女性警察官から感想を問われると、「初めて制服を着させていただいたんですけど、袖を通した瞬間に身が引き締まる思いですごく緊張しているんですが、とても貴重な経験をさせていただきありがとうございます」と、コメント。
反射材を持って登壇したピーポ君を見た熊井は、「ピーポ君、身長高いんですね。負けてられないなぁ」と、苦笑い。181センチとアイドル界屈指の背の高さの熊井ちゃんと並んだピーポ君は、意外と背が高かった!その反射材(タックルバンド)の使い方を説明。腕を出す熊井ちゃんに、ピーポー君は勢いよく!「捕まったぁ」と熊井ちゃん!してやったりのVサインを出し、悦に入るピーポ君。このやりとりに会場からは笑いも。
続いて、二輪車の交通事故防止対策として、ドライバーの身を守る「バイク用のエアプロテクター」が登場。どのぐらいの威力があるのか実験。まずは、エアロプロテクターを着た池谷アナが登壇。服についた取っ手を引っ張る熊井ちゃんだが、力いっぱい引っ張らないとなかなか外れない。池谷アナが体ごと持っていかれることしばしばで、3度目にしてようやく成功。逆も2回目にして成功と、かなりなパワーがないと外れないことが証明された。
また、トークに移る前には、東海大学高輪台高等学校、中学校の吹奏楽部の生徒たちの演奏に、口ずさみながら手拍子やリズミカルに体をやらすなどしてノリノリで聞き入っていた。
最後に、「日ごろ生活していく中で、交通安全のルールを意識しているつもりですが、今回、この場を借りて改めてルールなどを見直すことができたかなぁと思います。皆様もルールを守って楽しく生活していただけたら」と、一日警察署長として訴えた。