新TVアニメ『ヘボット!』制作発表会見が6日、都内で開かれヘボット役・井澤詩織、宣伝大使に就任した『流れ星』のちゅうえいと瀧上伸一郎、石平信司監督が登壇し、司会はメ~テレの上坂嵩アナウンサーが務めた。
ネジの形の島国・ネジが島を舞台。その島では、ボキャボットというロボットが同士がボキャネジを頭にさしてギャグを生み出して対決するボキャバトルというのが盛ん。この物語はヘボすぎる主人公のボキャボット・ヘボットとユル~い王子・ネジル(cv.田村奈央)のデコボココンビがおくるハチャメチャなギャグ満載のストーリーとなる。なお、井澤は本作が初主演作品となる。
まずは、第1話を約6分のダイジェストにした映像が上映され、石平監督と井澤とヘボットの着ぐるみが登場。意外と大きいサイズのヘボットのパンチが井澤に直撃するというハプニングもあり、いきなり場内は爆笑に包まれるなか会見はスタート。
石平監督は、番組へ「子供番組というのにととらわれない形で作っています。その場で歌わせたりとか脈略のない笑いになってます。30秒に1回何かを仕込んでいます」と、内容を解説。
すると井澤は、「私的には『プッ、クスクス』というのが積み重なって『ドーン』といのがあります」と実感を話しつつ、「言葉のパワーを重視した作品になっていて、あらためて、言葉のパワーを感じられる作品になっています」と、アピール。さらに、ヘボットの着ぐるみに「緊張して屁が出そう」など生アテレコし、さっそくギャグな感じを見せていた。
そんな笑いに包まれる会場に、「ちょっとまっちゅえい!」と、どこからともなく声があがり、『流れ星』が会見場に乱入!背中にネギをさしたちゅうえいは、「きょうはギャグをやりに来たちゅうえい!面白かったら出してくれ」と、前のめりにアピールし、石平監督はこれに「ひくわー」と、ツッコミをいれつつ、「俺はよくても番組には……いろいろ決まってるし」と、やんわりお断り。
それでも、ネタを披露して大爆笑したらと追いすがり、何本かネタを披露。なかにはあまり笑いがとれないものがあり、これに着ぐるみのヘボットが“キレる”て笑いをとるという応援も。とはいえ、場内は小ヒットという感じで、爆笑まではいかなかったため、石平監督がしぶると、『流れ星』の2人で土下座し泣きを入れお願いし、宣伝大使としての活躍次第ではという条件ということで「いまならしゃべる鼻毛だね」と、話していた。
記者からはそんな『流れ星』の2人を観ていて何か勉強になったかという質問があったが、「ギャグって自信満々でやると面白くなるんだって、勉強させて頂きました」と、しっかり参考になったとのこと。ただし、好きなお笑いの人はいないかと問われた井澤は、「オリエンタルラジオさんです」と、容赦なく言い切り、ちゅうえいは「よく言えたな!」と、お約束のようなツッコミを入れ、井澤も楽しげな様子だった。
新TVアニメ『ヘボット』は9月18日よりテレビ朝日系全国ネットで毎週日曜あさ7時より30分番組で放送!
■キャスト
ヘボット:井澤詩織
ネジル・ネジール:田村奈央
MCネジー:手塚ヒロミチ
ネジ王:井上和彦
ボキャマリーンズ・グチリーマン:内田夕夜
ボキャリーマンズ・ゲロリーマン:辻親八
ボキャリーマンズ・ゴロリーマン:横島亘
ボキャ美:新井里美
モエカストリオ・モエル:新祐樹
モエカストリオ・カスリーナ:尾崎真実
モエカストリオ・スチャット:内田岳志
DJサルッキー:中務貴幸
カットビタイガー:山口智大
スカイラビット:山岡ゆり