映画『夢のチョコレート工場』などの出演で知られる米俳優で映画監督のジーン・ワイルダーさんが28日、コネティカット州にある自宅で、アルツハイマー病に伴う合併症のため亡くなった。83歳だった。
30日、NHKが報じており、ワイルダーさんは1933年、米国中西部のウィスコンシン州生まれ。大学を卒業後の61年、ニューヨークの劇場で俳優デビューを果たした。
その後、ハリウッドに移り、68年に『プロデューサーズ』で主役の一人を演じ、アカデミー賞にノミネート。71年の映画『夢のチョコレート工場』では、風変わりなチョコレート工場の工場主を演じ、子供たちを中心に人気を集めた。