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中村悠一メンタルは「すごく気にしますよ、悪口言われたら」


中村悠一メンタルは「すごく気にしますよ、悪口言われたら」

劇場アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」初日舞台あいさつが開かれた


 劇場アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』(監督:松尾衡)公開二日目舞台あいさつが26日、東京・新宿ピカデリーで開かれイオ・フレミング役の中村悠一、ダリル・ローレンツ役の木村良平、松尾監督、原作者で漫画家・太田垣康男氏が登壇し、司会は松澤千晶アナウンサーが務めた。


 本作は2015年12月より有料配信されている『機動戦士ガンダム サンダーボルト』全4話に新作カットを加えたディレクターズカット版。『機動戦士ガンダム』の宇宙世紀0079に起こった暗礁宙域での地球連邦軍のイオ・フレミングとジオン公国軍のダリル・ローレンツの2人を軸とした人間ドラマや死闘が描かれる。


 朝の時間帯でのものとなり、松尾監督が「朝から重くないですか?」と、客席へ語りかけると、作風が暗めとあって、肯定の笑い声が沸くなかでのものに。


 中村と木村へ役を演じてみての感想を問うと、中村は、本作が声を先に録り絵をつけていくというプレスコで2話ずつ録ったということを語りつつ、「イオはいい人ではないので、楽しくやりました(笑)。苦悩する描写はあまりお芝居入れないで、あとは叫んでいたという感じでしょうか」というと、木村も「僕はいい人だったので(笑)。でも、叫んではいましたね」と、叫び声が印象的だったそう。


 本作ではイオとダリルが殺しあうシーンがあるが、「殺す!」など直接的な言葉などを掛け合いしてみての感想を尋ねると、木村は、「実は中村さんと一緒の現場になることは多いんですけど、直接対決ってあまりしたことないんですよね。言ってそうなイメージあるんですけどね」というと、中村も「意外とアニメってここまでのことがないんです」と、実情を。


中村悠一メンタルは「すごく気にしますよ、悪口言われたら」

 


 そのプレスコで大変だった部分へ中村は、「必死にやってて、ノッてくると(木村も)ノッてきて掛け合いになるんですけど、『ダリルは落ち着いて』と言われていて。乗っかりすぎちゃダメなんですけど、臨場感とかテンション感がどうしても上がってしまって」と、感情を制御するのが難しかったそうだ。


 一方、松尾監督は2人をキャスティングしたことへ、「音のかぶりが出るかもしれないと思ったりしたんで、この2人を選んだポイントでもあります。ダリルが声を張りすぎて……となるとよくないので、『サイコザクに乗った時だけだからね』と言って。それにしても、この2人がスケジュールがなかなか合わないんです(苦笑)」と、こちらはこちらで苦労があった様子。そんな3人を尻目に太田垣氏は、「声が入った瞬間に、若返った感じがして。イメージでは、おじさん声だった感じでしたけど、とても新鮮な感じでした」と、感動があったそうだ。


 配信4話から『DECEMBER SKY』になって、松尾監督は音楽周りのことを語り「音楽は基本的に削っています。4本つなげたときに、音楽で疲れちゃうんです」と、編集意図を。その出来について、中村は、「どこまでが何話だったかなというくらいわからなかった」と、うまくつながったそうで、太田垣氏も「正直驚きます」と、舌を巻いたのだとか。さらに、太田垣氏は「ここで終わりかと思って、劇場版であれだけ延ばされたので、あれだけ観ると続きも観たい。個人的にはお2人に声を当てて頂いて、続きが観たい」と、続編をリクエストし、木村はこれを聞いてガッツポーズしながら賛同する姿も。


 すると中村は松尾監督の方を向きニヤニヤしつつ、「なんの仕事するんですか?いらないじゃん」とからかうと、松尾監督は「脚本書いてますから!」と、声を大にして主張。そのお返しとばかり、中村がプレスコのときに「思った以上に絵がない、これ何がいます?というところから始まった」とボヤくと、松尾監督は「(中村が)僕の絵が稚拙だと言いたいんだと思うんですけど、そんなのは数ヶ所。俺はお前が描いた絵を知ってるからな!」と、詰め寄り旗色が悪いと思ったのか中村は「やめましょう……」と、タジタジ!木村は「ケンカかな、これ(笑)?」と、楽しげだった。


 ほかにも、キャラクターの内面についてトークとなり太田垣氏がイオのいいところを「人の気持ちを全然考えない無頓着なところはいいですよね。悪口をいくら言われてもスルーするし」というと、イオを演じた中村は、「僕は気にしますよ。すごく気にしますよ。悪口言われたら」と、必死に訴えていた。


 最後に太田垣氏は、「地獄みたいな戦争で狂気を描いています。飲み込みづらい作品だと思いますけど、とてもパワフルな映画だと思います」と、アピールし、中村は「ここでひとくくりではありますけど、続きをやっていただけると、僕が新しいガンダムに乗ることができると(笑)。続きがあれば、宇宙空間の戦闘だったのが、地上になるので、頑張ってくださいとしか言えません。引き続き応援して頂ければ、そういう展開もありますので、よろしくお願いします」と、呼びかけていた。


 劇場アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』は25日より7月8日まで2週間限定全国15館にてイベント上映中!


中村悠一メンタルは「すごく気にしますよ、悪口言われたら」


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