「6月病」という言葉を聞いたことがあるだろうかーーーーーー。
最近、新社会人が罹る“心の病”だそうだ。
これまでは、5月のゴールデンウィークが終わったころに、新入生や新社会人がよく罹る“心の病”として「5月病」が言われてきた。これは、環境が新しくなることで、環境に適応できるかという不安や緊張の中で4月の1ヶ月間を過ごし、連休明けごろから無気力状態に陥ってしまうことをいう。
これに対して、「6月病」とは、新生活への期待と失望のギャップなどにより、無気力状態などの「心のスランプ」状態となってしまう適応障害の一つ。さらに、6月の梅雨が関係しているという。梅雨特有の停滞する低気圧は自律神経を乱し、気分を落ち込ませる。天候が悪いことにより運動などの気分転換をする機会も減ってしまい、それが習慣化してしまうことで気分を高揚させるための交感神経を活性化できず、気分が落ち込んだまま日々を過ごしてしまいがち。
そのため、暗い気持ちのまま生活をしてしまい、倦怠感が出てくる。「6月病」になると、何をするにもやる気が出ず「辞めたい」などの後ろ向きな気持ちが強くなってしまうという。
事実、ウーマンウェルネス研究会の調査によると、6月が身体や精神面の不調が出やすいと答えた人が全体の23.8%と高い割合を示している。中でも20歳から39歳は6月が最も不調を感じやすいと答える傾向にある。また、OKwave総合研究所の調査でも6月は「辞めたい・退職」などの相談件数がピークに達するということがわかっており、心身の不調は学校や仕事のモチベーションの低下にも大きく関与している。国民の多くが6月は不調を感じやすいと回答し、「6月病」患者が増える傾向にあるという。
そこで、「6月病」を予防する対策として、
1、適度な運動により交感神経の働きを活性化させ、気分を高揚させる。
2、不規則な生活を整え体内時計を治すこと。
3、食事バランスの乱れを整えること。
の3点に気をつけて生活をすることで、6月病の原因である自律神経の乱れを整えることができる。
こういった生活を行うために有効なのが、運動量や体内時計、食事バランスをデータで見える化できるスマートフォンによるヘルスケアアプリだ。数値化して記録することにより、日々の「健康状態が見える」→健康への意識が向上し、健康的な生活を心がけるようになる→これにより、体質が改善され、健康なカラダへと変化していく。
各キャリアで、「ヘルスケア」や「健康管理」などとアプリ検索をかければ、相応のものが見つかるし、運動も「フィットネス」や「トレーニング」と打ち込めば、さまざまなトレーニングアプリが見つかる。
今や、健康志向の高まりによるフィットネス人口の増加や技術の発達に伴い、より手軽に自身の健康を管理するサービスとして、スマートフォンによるヘルスケアアプリの存在は欠かせないものとなっている。このような背景の中、昨年adidasグループがランニングアプリで人気を誇る「Runtastic」を買収し、デジタルヘルスケアサービスに本格参入した。
GPSを使ったランニング「Runtastic」、GPSを使ったサイクル「Road bike」、腹筋トレ・基本エクササイズ「Six Pack」、一日の歩数や歩行距離、睡眠時間を記録する「Runtastic Me」、腕立て伏せ「Push-Ups」、腹筋「Sit-Ups」、スクワット「Squats」、懸垂「Pull-Ups」、12週間の自重トレーニングプラン「Runtastic Results」の9種類のアプリが、全キャリアで利用可能(無料・有料あり)。
ただ、NTTドコモが提供するサービス「dヘルスケアパック」に「Runtastic」が新たに加わり、他キャリアよりもお得なパックでの利用が可能となっている。
「dヘルスケアパック」(月額500円)by 株式会社NTTドコモ
目的に合わせた本格的なトレーニングができる「Runtastic for docomo」のほか、食事・運動・睡眠のタイミングを整えるサービスが入った「からだの時計WM」など、月額1250円(税抜)分の健康に関する4つのサービス(12種類のアプリケーション)が月額500円(税抜)で使い放題のパック。
「Runtastic for docomo」(月額350円)by runtastic
Runtasticが提供する世界的に人気の9種類のアプリとアプリ内の30種類のトレーニングプラン、Runtastic Premiumサービスが使い放題。スマートフォンなどを用いて計測した運動時間や睡眠時間など、日々の活動記録をクラウド上に蓄積。蓄積したデータは専用のアプリケーションやWEB ページから確認できるほか、詳しい分析やコーチングを受けたり、友人と活動記録を共有することも可能。
これを機会に、ぜひ、ココロとカラダに気を使って「健康体」を取り戻す一歩を踏み出そう!