ボクシングの東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者で、モデルの高野人母美(28=共栄)が19日、都内で行われた美を科学するブランド『vene(ヴィーネ)』の2016年ローンチイベントに、女子アスリートのビーチバレー坂口佳穂(20)、WBC女子世界ミニフライ級王者・黒木裕子(25)、フリーアナウンサーの生島ヒロシの次男で、ダンサー兼俳優の生島翔(30)らとともに出席した。
同社と契約している美女アスリートの3選手の中から最初に結婚した人に、時価総額1000万円のウエディングドレスが贈られることが発表されると、みなアスリートの顔から年頃の女性の顔に・・・。
年齢的には結婚に近そうな女子ボクサーの2人だったが、高野選手が、「ボクシングは男性にとって怖いイメージがあるみたいで、まず恋愛に発展しない」というと、黒木選手も、「(ビーチバレーは)コート内を駆け回る“天使”だけど、私たち(ボクサー)は“般若”」と、うまい対比で笑わせる。
2人のイチ推しとなった坂口選手だったが、当人は、「そんなことないです。男性は強い女性にあこがれるし、色白(のボクサー)の方が有利です。色黒ってあまりもてないような。大学の友だちも色白の方が好きって言うしリードしているとは思わない」と、謙虚に語った。
また、坂口選手は、ヴィーネに新しい試合用の水着を作ってもらったので、「ビーチバレーしていてもズレなくて動きやすいので、感謝しています。6月からたくさん大会が始まっていくので、ひとつでも多く勝てるように練習して、いいけっか報告ができるように頑張る」といい、黒木選手も6月6日に4回目の防衛戦に向けて、「きっちり勝ちにこだわりたい」と、照準を定めるなど、まだまだ「女性」よりは、「アスリート」としての思いが強いようだ。
18日に突然、6月6日の復帰戦となるはずだった試合での「引退」を発表した高野は、「ご迷惑おかけしたので、来週に(帰国する「協栄ジム」金平桂一郎)会長にお会いして、きっちりとお話をしたい」との考えを明かした。
高野選手の引退発言を受け、金平会長は自身のツイッターで、ラストマッチを中止の意向を示していたが、高野選手は試合に向けて、「よい結果を出したい」と、静かに意気込みを語った。
同社は、「常識や概念、習慣にとらわれず、ものの本質を見つめ直し、真に機能的で、美しくあることをめざしていく」ことをテーマに美を科学するブランド。これまで、女性らしいシルエットやフィット&リラックス感にこだわり、ゆるやかな曲線を世界で初めて可能にしたS字カーブの特許「ヴィーネプリーツ」や、泳ぎの楽しさを水辺のリゾートへ広げる、力学に基づいた流線型フォルムの「AIRBOエアボー」などを開発してきた。
この日は、さらに、推進力を発揮しながら、泳ぎをじゃましない新発想のビーチで常時装着可能なフィン「VENE Super Wing Fin」やコンセントや電球といった暮らしの製品からファッション小物、靴、バッグ、家電や車まで幅広い分野で応用が可能な、左右どちらにでも90度回転させると固定できる国際特許取得の「VENE Joint System」が発表された。
また、S字カーブの特許「ヴィーネプリーツ」や90度回転させると固定できる国際特許取得の「VENE Joint System」を取り入れたカラードレスや機体そのものに空気より軽く、安全性の高いヘリウムガスを採用し、省エネルギーで効率よく長時間飛行が可能になる開発中のドローンのお披露目も行われた。