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ラブライブ!μ’s東京ドーム最終日公演で“シンクロ”決まるごとに大歓声!始まりはあの曲から【ライブレポート前編】


ラブライブ!μ’s東京ドーム最終日公演で“シンクロ”決まるごとに大歓声!始まりはあの曲から【ライブレポート前編】

シンクロが決まるごとに大歓声が上がった


 人気スクールアイドルプロジェクト『ラブライブ!』μ’sのライブイベント『ラブライブ!μ’s Final LoveLive! ~μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪~』最終日公演が4月1日・東京ドームで開かれ、高坂穂乃果役・新田恵海、絢瀬絵里役・南條愛乃、南ことり役・内田彩、園田海未役・三森すずこ、星空凛役・飯田里穂、西木野真姫役・Pile、東條希役・楠田亜衣奈、小泉花陽役・久保ユリカ、矢澤にこ役・徳井青空が、超満員のなか約5時間のパフォーマンスで、観客を熱狂させた。


 2010年5月にプロジェクトがスタートしてから約6年。ついにμ’sが東京ドームの大舞台に立った。2014年、2015年はさいたまスーパーアリーナでの公演を大成功させ、15年末には第66回NHK紅白歌合戦出場と、日本のアニメ&アイドルシーンを塗り替えた、μ‘sの集大成のライブとなる。


 開演前の会場は、μ’sのライブではお馴染みの光景となった、楽曲に合わせて、観客が楽しげに声を合わせて歌ったり、ペンライトを振ったりと、始まる前からすでに始まっているような熱気を見せる。セットはドーム内の外野側にステージを立て、そこに3つの大スクリーン、その上に中スクリーンが3つ設置されるものとなり、遠くからでもしっかりと見える作りに。


 いよいよ開演となると、この日のために制作されたオリジナルアニメが上映。その中で、これまで彼女達がライブしてきた会場の外観が背景になっているシーンも描かれ、これまでμ’sのライブに訪れたことがあるファンの気持ちを熱くさせる演出も観られた。


 1曲目は、μ’sの始まりの楽曲『僕らのLIVE 君とのLIFE』から。観客も大興奮で迎え、色とりどりのサイリウムが場内に揺れる。『僕らは今のなかで』を披露した後のMCでは、新田が、「まさかこのステージに立てる日が来るなんて……」と、いまの万感の気持ちを伝えることに。


 続けて、1人ずつそれぞれのメンバーごとに自己紹介。


 ライブの途中の幕間では、プロジェクトスタートから、今に至るまでのμ’sの軌跡がメンバーへのインタビュー映像とともにドキュメンタリータッチで数度上映。初顔合わせの時、1stライブ、初めてのアニサマ出演、TVアニメ1期第1話がオンエアされたときのこと、さいたまスーパーアリーナでの公演など、その時、その時のメンバーの思いが伺えるものに。インタビューの中で、新田は、「気持ちは1stライブのまま」と、いまだに初心を忘れずに活動している心情などが明かされることもあった。


 ライブは衣装面も大幅にパワーアップ。6曲目の『もぎゅっと“love”で接近中!』のときには、同曲のアニメーションPVに合わせたメイド服風衣装、『Dancing stars on me!』にはハロウィン風エプロンなど、細かい部分でも華やかさを感じさせた。


 ライブ中盤ではユニットコーナーに。新田、内田、久保の『Printemps(プランタン)』、三森、飯田、楠田の『lily white(リリーホワイト)』、南條、Pile、徳井の『BiBi(ビビ)』がそれぞれ3曲ずつ披露。とくに『lily white』のときに、三森が、春で桜も満開になってきたということで、「ドームに花を咲かせたい!」と、提案したことから、観客たちが協力して、サイリウムのピンクと白色の2色を暗くなった会場に光らせ、まるで桜吹雪が起こっているような幻想的な光景が広がった。


 ライブ後半の28曲目『Hello,星を数えて』から『?←HEARTBEAT』、『Future style』の3曲は、2015年6月に公開された『ラブライブ!The School Idol Movie』の楽曲。劇場版で上映された映像と同じ傘やサングラスといった小道具などが用意され、μ’sのメンバーたちが映像とシンクロしたパフォーマンス&ダンスで魅せる。映像との完全なシンクロが決まるごとに、観客からは大歓声が沸き起こるという、まさに『ラブライブ!』ステージの真骨頂といった感じを見せた。


 終盤の『ミはμ’sicのミ』から『Super LOVE=Super LIVE!』、『No brand girls』、『KiRa-KiRa Sensation!』の人気曲を連続で披露する怒涛の展開。そのなかで、9人それぞれが散らばって、ステージ全体を使った歌唱など、東京ドームという場所を使い尽くした演出で魅せた。


 アンコール前の『SUNNY DAY SONG』では、飯田から事前に観客へ振り付けを伝授。メンバーのみならず観客が、まるで10人目のμ’sのメンバーになったかのような、場内一体となったパフォーマンスとなった。


 ※後編(μ’s東京D公演最終日のラストシーンは2013年のライブを彷彿!観客と涙の大合唱に)へ


 ※記事内画像は(C) 2013 プロジェクトラブライブ!


ラブライブ!μ’s東京ドーム最終日公演で“シンクロ”決まるごとに大歓声!始まりはあの曲から【ライブレポート前編】


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