『氣志團』の綾小路翔(36)と俳優・松坂桃李(27)が15日、都内で行われた「キリン 氷結(R)あたらしくいこう」新CM発表会に登場した。
2001年の発売以来、すっきりした飲み心地で大人気の『キリン 氷結』。2015年には累計販売本数が100億本を突破するほどの大ヒット商品に。そして、今回3年ぶりにリニューアルとなる。
そして、今回の新CMは「あたらしくいこう」をコンセプトに、綾小路翔「すっぴん」、松坂桃李「瓦割り」、真木よう子「(加藤茶との)ひげダンス」と、新キャラクター3人が、それぞれ今までの世間からのイメージを覆すような新しい自身の姿を披露して話題となっている。
すっぴんの自分に出会うことないので、『大丈夫ですか?ほんとうにこれ大丈夫なのかなぁ』と、不安な状態でした。自分が誰なのかもよくわからない。自分がこんな顔していたのかということも忘れていた。これ流れても、みなさん、ボクが髪の毛下ろしていると思わないんじゃないか。誰だろうこの人?」と、自虐トークで会場を沸かせる。
あらためて、すっぴんのCM映像が流れ、アップで止まると、「精一杯頑張ったんですよ。メンバーから顔怖いなぁと言われた」と、笑いながら言う。すると、松坂が、「美形ですよね。こんなに印象ガラッと変わるんだと思うと羨ましい」と、真顔で褒める。しかも、「リーゼントやってみたいですね。リーゼント難しいんですか?」と、興味津々。
綾小路は、「リーゼントセットするのに1時間。髪を下ろしてセットするのは2時間かかった」と、倍の時間かかったという。
一方、松坂は、イケメンだが優男でちょっと頼りない印象があるため、「惜しい」といわれるという。そんな優しさあふれている松坂桃李が、一転たくましさ100%で瓦割り!
ところで、「なぜ、瓦割りを披露?」とのMCの素朴な問いかけに、「ボクが聞きたいですよ。『優しいイメージを新しくしていこう。何か変化を加えたいので、瓦割っていただきたい』と、言われました」と、まさかの松坂もその理由がわからないという回答。
実際の撮影では、「10枚用意されて、毎回割るんですけど、それを6、7テイクしたので、合計70枚ぐら割らしていただきました。その後、時代劇で刀を握るときに、握れなかったです」と、CGなしの全部本物での大変な撮影を振り返った。
「新しい自分は見つかった?」と、問われると、「瓦を割ったからといって、なにか新しい仕事が来るかって言うと、ちょっと疑問ですけど」と、笑わせた。
また、イベントでは、「瓦割りを再現してもらおう」という提案に大使、綾小路が、「CMと同じことやってもつまらないでしょ、水以外には強い俺のリーゼントでも割ってみる?」と、提案。自ら仕込んだという台座を持ってくる。
急きょ、「瓦割り」から「リーゼント割り」に趣旨が変わったが、台座に腰掛ける綾小路の後ろから松坂が、拳をリーゼントめがけて振り下ろすと、パッカーン!と、リーゼントが2つに割れ、中から新パッケージの氷結が!思わぬネタの仕込みに、会場も大爆笑!
松坂も、「どうもリーゼントが大きすぎだと思っていたんですよ。そんな仕掛けが・・・」と、驚いていた。
イベント終了後に囲み取材に登場した松坂は、リニューアルした「氷結」について、「果汁感が上がってました。瑞々しく、より飲みやすくなっている。多くの人に飲んでもらえるんじゃないか」と、感想を。
松坂自身、お酒はたくさんは飲まないが、好きなのでたしなむ程度は飲むそうで、「仕事終わりに飲みます。ちょっと帰り道に(コンビニ)寄って、買って飲みますね」と、フラッと1人で買い物に行くそうだ。
「誰と一緒に飲みたい?」と問われると、「父と飲んでみたいですね。お酒一緒に飲んだこと、まだないんですよ。学生の頃はお酒飲めないので。社会人になって、ようやく一人暮らし始めて。しっぽりと」と、家族思いな面を。
また、バレンタインデーには、俳優・岡田将生(26)と柳楽優弥(25)と、「次の撮影が一緒なので、仲を深めよう」とお酒を飲んでいたそうで、「カンパイしたあと、『そういえば、今日バレンタインだよね。(男3人で)寂しいね』」と、男3人での“健全な”飲み会をしていたそうだ。
なお、今回のCM楽曲は東京スカパラダイスオーケストラによるオリジナル楽曲「Paradise Has No Border」を使用しています。
同新CM3本は、話題沸騰放映中