2019年7月にiOSにてリリースされ、約1年たらずで世界累計ダウンロード数5000万を突破(2020年7月時点)し、現在も世界中でプレイヤー数が増え続けている人気アプリゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』(以下、Sky)が話題です。
ソーシャルアドベンチャーゲーム『Sky』は、2019年Appleベスト「iPhoneゲーム賞」や、中国のスマートフォンアプリストア「TapTap」によるゲームアワード「最優秀インディーゲーム賞」他、19以上におよぶ世界的アワードを受賞するなど国内外ゲームファンからの評価が高い作品です。
2021年春にはNintendo Switch版が発売予定であり、そのβ版テストユーザーを日本国内で募集するという『Sky』。さらにはファン待望の、初の公式フィギアとオリジナルサウンドトラック第2弾、第3弾の制作が決定し大きな盛り上がりをみせているのです。
写真)『Sky 星を紡ぐ子どもたち』(thatgamecompany)
このニュースは、先日、世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan2021」にて発表されたもの。『Sky』のキャラクターデザインやビジュアルコンセプトなどを担当する「thatgamecompany(ザットゲームカンパニー)」のアートマネージャー、田邊裕一郎氏が初となる公式フィギアのプロトタイプを世界に先駆けて披露しました。
写真)フィギアを監修した田邊裕一郎氏
田邊氏は制作中のフィギアについて「見知らぬ人に手を差し伸べてもらったり、一緒に冒険したり、演奏したり、飛んだり…『Sky』での心温まる体験を(フィギアを通して)お手元で思い出していただけるものにしたい」と話し「今、世界が大変な時期だけれど『Sky』のなかで会える日を楽しみにしている」とメッセージを送りました。
また、2021年夏の同時リリースを目指して制作進行中のサウンドトラック第2弾、第3弾は、第1弾での未収録楽曲を始め、シーズンイベントを象徴する季節の楽曲や新年イベントを彩った書き下ろし楽曲などを収録予定だそうです。
待望の新シーズンが4月に配信!
さらに、新たなシーズン“大樹に集う季節”が2021年4月に配信予定。こちらは季節のイベントとしては初となる“幼い姿をした精霊”たちが登場し、物語を進めながらツリーハウスを作るためのアイテムを探していく内容となっています。
新たなクエストやアクティビティが登場予定で、そのうちのひとつは“宝探しゲームモード”だそう。新しいアクティビティは進めるにつれ、ひとりで完了できるものから、周囲のプレイヤーとの協力が必要なクエストも登場します。
癒しのゲーム『Sky 星を紡ぐ子どもたち』とは?
アメリカ・サンタモニカを拠点とする「thatgamecompany」は、世界的人気ゲームクリエイターのジェノヴァ・チェンが設立したゲーム会社です。
ジェノヴァ・チェンは、学生時代に発表した自主制作作品『雲』(原題 Cloud)をはじめ、ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンスにて「ゲームオブザイヤー」を含む6冠を獲得した『風の旅人』(原題 Journey)など、刺激的な楽しみとは違うプレイヤーの心に“癒し”を届けるという、今までにないエモーショナルなゲームを発表し続けています。
「thatgamecompany」では、ゲームにおける感情表現をテーマに作品づくりを行っており、例えば『Sky』は言語や文字を用いないモーション(エモート)により、言葉の壁なく世界中のプレイヤーとプレイを楽しむことができます。
また、ゲーム内でプレイヤー同士が手を繋いだときに耳を澄ますと聞こえる“心拍音”や、心の温かさや気持ちの揺らぎを表す“キャンドルの光”など、抒情的で繊細な音と美しいグラフィックとが他者への温もりと優しさを感じさせ、どこか子供心を想起させる素朴で懐かしい思い出をも蘇らせます。
そんな『Sky 星を紡ぐ子どもたち』の関連グッズは、ECサイト「thatskyshop」にて取り扱い中。一部に端末にかざすとゲーム内で楽しめる機能が発動する“スター機能”がついている公式クッズ第3弾もお見逃しなく。本編ゲームとあわせて、ぜひ、自分だけの心の癒しを見つけてみて。詳細は https://www.thatskyshop.com/ja まで。
- 週刊ファミ通
Fujisan.co.jpより