テンカイズα。この番組は、TBSラジオで放送中「テンカイズ」の番組内だけでは紹介しきれないアツイ人たちをYouTube限定で紹介して行く番組。様々な業界で活躍する人に迫ります。
今回のゲストは、組織コンサルティング、法人研修、個人向けコンサルティングの3つの事業を行う「株式会社コアインテグリティー」代表取締役・清水裕一さんです。
宇賀なつみアナウンサー（以下、宇賀）：「コアインテグリティーという名前はどんな意味があるんですか？」
清水裕一さん（以下、清水）：「コアというのは『核』、『中心』という意味ですね。インテグリティーというのは、ちょっと訳しづらい言葉でして、『真摯さ』とか『一貫している』とか『誠実』という意味もありますね。ただ、弊社の場合は『誠実』っていうよりは、『真摯さ』だったり、あえて言えば『言行一致』ですね。『言』って思う事なんですね、正確には。心の中や頭で思う事と行動がきちんと一致して繋がっていること。普通は『誠実に』っていうと、それで終わっちゃったりするんです。だから例えば、上司と部下の会話で『もうちょっと誠実にお客様と話をしなさい』って言っても、言われた方としては何だか分からないわけですよ。それをどうやれば行動に落とし込めるか。思っていることがきちんと行動に活かされて、ビジネスだったら結果が出るところまできちんと繋がるようにお手伝いをしています。」
宇賀：「今の時代に必要とされている人材って、どういった人材でしょうか？」
清水：「今の時代って簡単に言うと大変な時代じゃないですか。新型コロナって病気としてもそうですけど、経済への影響も人生への影響も大きい。その中で、ただ振り回されて動いちゃう人と、そういう状況だからこそ何とかしようという人、簡単に言えばどういう状況だろうとそれを機会と捉えて主体的に動ける人が大事です。」
宇賀：「生活の仕方とか、働き方とかどんどん変わっていくじゃないですか、これを機に。変化に対応できるというか。そういう人が一番強いのかなと思いますね。」
清水：「そうなんですよ。『コア』って中心とか核ですけど、自分の中にブレない何かがあると良いんですよね。2つ目は、これから嘘やごまかしが通用しない世の中になっていくと思うんですよね。表面的にうまくやっている、例えば、仕事をするふりが上手いだけの人とか、そういう人はどんどん淘汰されていってしまって、だから一見パッとしないようでも自分の持ち場をちゃんと守っているとか、責任を果たしているとか、周りから見たら頼られる人が大事。ふりだけの人は消えていく。5年ぐらいのスパンでそうなっていくと思います。」
宇賀：「人だけでなく物とか場所とかも、本当に必要なものとそうでないものが振り分けられていってしまうんだろうなと。」
清水：「そうだと思います。だから変に能力があるとか、出来る出来ないっていうよりは、あんまり嘘をつかないとか。なんか小学校の道徳見たいで嫌ですけど。」
宇賀：「まさに誠実さとか、真摯さとか、そういう事になってきますね。」
清水：「その方がいいと思いますね。その方がかえって生き残れると思うんですよ。」
宇賀：「では最後に、清水さんの今後の展開を教えてください。」
清水：「弊社はそろそろ5年が経とうとしていまして、おかげさまで色々ありますが順調なんですね。この5年は自分の会社を作る礎の時期と思っていまして。今回こういうお話をさせていただいていますけど、こうした考え方と『誠実さ』とか『真摯さ』って、ややもすると抽象的な所で話されて、ごまかされて終わっちゃうので、それをやるにはどうすればいいかっていうやり方や方法論を持っているんですよ。ちゃんと。そうしたことをもっと世に広めていこうと。まあそう思っていた矢先に新型コロナなんですけど。ただ、そこで負けるもんかと思っていまして、そういう状況の中で出来ることをしっかりやっていこうと、そう思っています。」
テンカイズ
TBSラジオで毎週水曜日よる9時から放送中。
FM905、AM 954、TBSラジオも視聴可能
テンカイズ公式ページ：https://www.tbsradio.jp/488165
Twitter：@TBS_TENKAIZU
株式会社コアインテグリティー
URL：http://core-integrity.co.jp
株式会社コアインテグリティーは、「組織コンサルティング事業」と「法人研修事業」、「ビジネスパーソン支援事業」の3事業を展開。「組織コンサルティング事業」では、主に人・組織の問題解決を狙いとするコンサルティングサービスを提供し、「法人研修事業」では、ビジネススキル系プログラム、マネジメント向け研修等の研修を提供。「ビジネスパーソン支援事業」では独立を考えている方や企業に勤める個人の方にビジネスコーチング、セミナー等を提供しています。
大谷翔平・野球ニュース