Jホラーブームの火付け役となり、ハリウッドでもリメイクもされたヒット作「リング」シリーズ。そんなブームの中で、幽霊のアイコンとまでなった“貞子”。最近では、『貞子3D』や『貞子vs伽椰子』など、もはやコメディかというくらい振り切れていた貞子。それが、5月24日から公開の原点回帰なガチホラー『貞子』。
5月9日には、本作の完成披露イベントが行われ、池田エライザさん、塚本高史さん、清水尋也さん、姫嶋ひめかさん、佐藤仁美さん、そして本作のメガホンを撮った中田秀夫監督が舞台挨拶に登壇。まずイベント初めに、主演の池田エライザさんから、「今回、映画は怖いと思うんですけど、舞台挨拶は明るく楽しく。皆さんが幸せな気持ちになれるようにやっていこうと思いますので、宜しくお願いします」と挨拶。続いて、共演の塚本高史さんからは、「このマスコミの方の数を見れば、この映画がどれだけ注目されているのかという事が解ると思いますけれども。皆さんのお期待に応えられる作品になっていると思いますので」と本作への注目度の高さと自信をアピール。
また、ヒロインに抜擢された感想を聞かれた池田さん。「どこまで正直に言っていいか分からないですけど。私は本当にホラーが苦手なので」と前置き。オファーを受けた際、脚本を読んで「ただ怖いというだけではなくて、ヒューマンドラマというか、今までの『リング』とは一味違う“幽霊模様”というか。人間模様の部分も描かれていて、凄くそこに触れてみたいなと思って。勇気を出して挑戦してみた」と出演決意の裏話を明かしました。
監督の印象を聞かれると、「女優さんっぽいというか。私たち以上に、監督が先にそのシーンの気持ちになられてる時ってあるじゃないですか。私たちが現場に入る頃には監督が没入してらっしゃるという状態があるので、監督に負けないように……というのも悔しい気もするんですけど。私もこの監督の状態に劣らないように。もっと上に上に這いつくばっていってやろうと思う方でしたね」とコメント。これには、ちょっと恥ずかしそうな中田監督。
そのコメントを受け、今度は監督から「リハーサルの時に“監督、こんなに回数やったら現場で飽きちゃわない?”とか。リハーサル初日からほぼタメ口で」と池田さんの素のエピソードを暴露!!これには会場も大爆笑。池田さんは頭を抱えて「違う!!違う!!」と突っ込むも、監督の暴露話は止められない様子。続けて中田監督も「これは強敵が来たなと」と本音をポロリ。監督と池田さんの中の良さが垣間見える一場面でした。
映画『貞子』は5月24日より公開となります。
- 週刊プレイボーイ/週プレ 2019年5月13日号 (2019年04月22日発売)
Fujisan.co.jpより
映画『貞子』
出演:池田エライザ 塚本高史 清水尋也
姫嶋ひめか 桐山漣 ともさかりえ 佐藤仁美
原作:鈴木光司「タイド」(角川ホラー文庫刊)
監督:中田秀夫 脚本:杉原憲明
配給:KADOKAWA
【映画公式サイト】 sadako-movie.jp/
【貞子公式 Twitter】@sadako3d/
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【貞子公式 Instagram】@sadako_diary