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アイドルちゃんを守れ!! そうしないとなりたい子がいなくなっちゃうよ~運営も危険編~


1月に起こった『NGT48山口真帆さん暴行被害報告』。この忌々しき事態が解決しなければ、きっと将来アイドルになりたいという女の子は絶滅してしまう……。

と思い、前回はアイドルのライブやイベントで体験したオタク(客)の危険や脅威について書きました。ではオタだけが元凶なのか? というとそうでもありません。運営側の対応、采配にも危険は潜んでいます。

今回もにわかではありますがアイドルオタクが感じたアイドルを守るべき運営側の危険や怠慢を書いていこうと思います。

撮影可能(撮可)タイムで生まれる獣感

地下だとしょっちゅう、大手だとたまにあるフィーバータイム、撮影可能の瞬間。ライブやイベントでのことですが「この曲中だけ撮影可能です」とお達しが出て、この瞬間会場は沸きます。ただその曲中、もうパフォーマンスなんて見ちゃいません。撮影に必死で後ろのオタへの配慮なんか微塵もなくカメラを掲げパシャパシャ、もう獣です。

ライブによっては手に届く距離にアイドルが現れるケースもあるのですが、一応オタは触れないだけの良識はあるようですが後ろからグイグイ押され突き出されプチパニック状態になることも。

アイドル側は自分がそこにいるからカオスになっていることを理解し身近なスタッフに目配せしますが、これに気付かないのか、規定の時間が過ぎていないからなのかスルーしてしまうことがありました。結果として事故が起きることはありませんでしたが、あの目配せを見過ごしたスタッフの能力は危険を招きます。

ゆるいはずの罰ゲームが引きずるケースも

歌などのパフォーマンスではなく企画を催しオタとの交流をメインにしたイベントでみられるケース。ゲームに負けた子が罰ゲームで激辛もの、食べ合わせが気持ち悪いものを食べさせられ本気で気持ち悪くなってその後のパフォーマンスだけではなく日常に戻っても引きずってしまうことがあるようです。そもそもそういった罰ゲームは安全ありきなのに。スタッフでのリハーサルが行われていたのか疑わしかったです。

運営はアイドルだけではなくオタ側への配慮を欠く場合もあります……

導線に物を置かないでいただきたい

セキュリティ産業新聞 最新号:816号 (2019年01月13日発売)
Fujisan.co.jpより

例えば個別握手会でのケース。パテーションで区切られたブースにアイドルひとりひとりが待機。順番が来るとオタが中に入る。1枚だと10秒弱、握手とお話しをしてたいていは剥がしにガッと掴まれ引き離される。ここまではどんなアイドルグループの握手会でもテンプレだと思います。

ここからは自分が体験したケース。だいたい去り際までアイドルちゃんはお話ししてくれているので自分は振り返りながら出口に向かうのですがこの導線にでっかいおもりが置いてある場合がありつまずくことも。足もと見ろよって指摘も分かりますがアイドルちゃんが最後まで喋ってくれているのに目を見ずに去れません。このおもり案件は是正して頂きたい。

地下の運営はいかついの多くて威嚇してんのか?

これは地下アイドルのライブに多く見られるような気がする案件。もぎりとか案内スタッフだからライブ運営の方だと思うのですが、サングラスしていたりでっかいピアスホールの奴がいたり言葉を発さず「ん……」とあごをしゃくって指示したり、そもそもくっちゃべって話しかけづらかったりと接客としてあるまじき振る舞い。

パンクだかロックだかしらないけど自分が音楽で身を立てられない未練を癒すためにわずかでも音楽業界に触れていたい、でもアイドル界隈のキモオタには迎合しないぜ、みたいな哀れさが垣間見える。お前のちんけなプライドでアイドルちゃんのライブの印象が悪くなるので、仕事は仕事として割り切って頂きたい。見た目と態度が怖くてそのライブへの足が遠のきます。

大規模なアイドルグループになると全員の安全を担保できるスタッフが置けないのもなんとなくわかります。かといってスタッフを増やした分だけチケット代が値上がりしたりCDのバージョンが増えたりしてオタの財布を圧迫……。こう考えると、やはりオタが行儀よくいれば丸く収まるような気がしてなりません。ただ運営の増長、怠慢も見られるので批判するところはするべきだと思います。

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