「ミネラルウォーターだと物足りないけれど、ジュースは甘過ぎる」という人に人気のフレーバーウォーター。最近は果実系だけでなく、ヨーグルト味など趣向を凝らした商品も販売されています。
JR東日本のエキナカを中心に約8000台が展開され、様々なメーカーの飲料が購入できる自販機「アキュア」では、3月27日から新しいフレーバーウォーター「From AQUA さくらんぼ×さくら」がリリースされています。
これは山形県産さくらんぼ佐藤錦の果汁と国産桜葉エキスを素材にした無糖のフレーバーウォーター。甘さは控えめで、ほのかな香りと爽やかな後味が特長です。280mlのペットボトルで120円(税込)。
さて、同商品を手がけた株式会社JR東日本ウォータービジネス(東京都渋谷区)はこのほど、「フレーバーウォーター」を飲用した経験があり、現在は飲用していない20〜40代の男女500人を対象に「フレーバーウォーター」に関する調査を実施。その結果、約6割の人が今まで飲んだフレーバーウォーターを「甘い」と感じていたことが分かりました。
また、現在飲用していない理由については「飲んだ後も口の中が甘くて喉が乾くから(29歳・女性)」、「甘ったるいから。スポーツした後とかに飲みたくない(31歳・男性)」などの声が。見た目はミネラルウォーターと遜色ないフレーバーウォーター。予想外の甘さが気になった人も多いようです。
気になるのは「カロリー」。だから無糖。
フレーバーウォーターに求められているのは「爽やかさ」や「低カロリー」。調査では特に大多数が「健康を維持すること」、「ヘルシーな食生活を心掛けること」に関心があると回答しており、健康志向が伺えます。
「ふだんの食生活で関心があることは」という質問では「カロリー制限(23%)」、「糖質や糖類の制限食(21%)」、「ベジタブルファースト(20%)」、「糖質ゼロの食品・飲料(18%)」などに高い関心を示していました。
「無糖のフレーバーウォーター」について聞くと、約6割が「今までにない商品だと思う」と答えています。「飲んでみたいフレーバーウォーター」の条件については「ハーブの香りなどヘルシーで無糖(39歳・女性)」や「甘さがかなり控えめでほのかに香る程度のフレーバーウォーター(24歳・男性)」といった意見が見られました。
フレーバーウォーター離れをした人は、やはり甘さとカロリーが気になっていたようです。今回の無糖フレーバーウォーター「From AQUA さくらんぼ×さくら」はまさにニーズを捉えていますね。エキナカで見かけたら一度、口にしてみてはいかがでしょうか。
- Veggy(ベジィ) Vol.50
Fujisan.co.jpより