世界最大のミスコンテスト「ミス・ワールド・ジャパン2017」が9月4日に都内で行われ、応募総数7,150名の中から慶應義塾大学法学部に所属する21歳、山下晴加さんが日本代表に選ばれました。日本代表として、10月からシンガポールで開会する世界大会に参加します。天は二物も三物も与えたようです。
「ミス・ワールド・ジャパン2017」に進んだファイナリスト31名は、いずれも劣らぬ美女ばかり。「目的のある美」を追求するため彼女たちは約1ヶ月間、海上自衛隊へ体験入隊するなどのトレーニングを経て、この日の最終審査に臨みました。
日本代表に選ばれた山下さんは名前を呼ばれた瞬間、手で顔を覆い感極まった様子。「両親、友人、関わってくれた全ての人に感謝して、世界大会を頑張ってきます」と話しました。「家に帰ったら何を食べたい?」という質問には「焼肉?」と答えるお茶目な一面も覗かせていました。
涙をこらえる山下さん
山下さんはこの1ヶ月で審査された7部門のうち、実現性の高い社会貢献活動をプレゼンする「Beauty with a Purpose部門」、英語で意見を述べる「Debate部門」、webやSNSによる投票の「Multimedia部門」の3部門で1位を獲得。「Beauty with a Purpose部門」の表彰では、世界のジェンダー格差を無くすためのプレゼンを行うなど、容姿だけでなく知性や品格も評価されての代表選出となったのです。身長170cm。すらりと伸びた美脚や小さな顔と大きな瞳は、きっと世界でも賞賛されることでしょう。
前年のミス・ワールド日本代表、吉川プリアンカさん(左)からトロフィーが手渡されました
準ミスは倭早希さん、篠田るみさん、長内里菜さん
※左から倭さん、山下さん、長内さん、篠田さん
惜しくも日本代表は逃しましたが最終選考を沸かせ、準ミス・ワールドに選ばれたのはモデルとして活動する倭早希さん、27歳の会社員でもある篠田るみさん、バレエダンサーの長内里菜さんです。山下さんが代表に選ばれた際は、惜しみない拍手を贈っていました。
実行委員長賞を受賞したのは冨岡愛加里さんと岡安美緒さん。審査員特別賞は宮田三沙紀さん、大村あずささん、庄司圭織さん、木村友香さんが獲得し、TOP10入りを果たしました。
また、前年のミス・ワールド日本代表の吉川プリアンカさんが審査員として参加。登壇した吉川さんはこの1年を「代表になったその日から多くの経験値を積むことができました。会津の復興支援に赴くなど、学びの多いあっという間の1年でした」と振り返っていました。
ミス・ワールドは1951年にロンドンで第1回が開催。世界3大ミスコンの中で最も歴史が長く、今年で67回目です。今回のグランドファイナルは約1ヶ月の審査を経て、11月18日に中国で行われます。日本が誇る才色兼備の慶応ガール、山下さんに期待です。