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テーブルマーク株式会社は2月20日、2025年春季に販売する家庭用冷凍食品のラインアップを発表した。3月1日より「カトキチ極細さぬきうどん」、カレーハウスCoCo壱番屋監修「汁なしカレーうどん大盛り」、元祖ニュータンタンメン本舗監修「まぜタン大盛り」など新商品9品を展開。それに加え、リニューアル品25品を全国販売する。
長期化する夏にピッタリの新商品
新商品開発の背景として、夏場の長期化があるという。真夏日の日数は2014年と2022〜2023年の比較では170%、約2倍も増加していることが明らかに。さらにダイキンの調査では、消費者の体感として6月中旬から9月中旬までを夏と捉えていることがわかった。これは昭和、平成のデータと比較すると2倍の長さだ。
夏場が長期化していることから、食卓でものどごしや食べやすさが重要視される。そうめんや冷やし中華など細麺のニーズが最も高い一方で、「ゆでる手間がかかる」や「暑い」といった調理のデメリットも目立つ。
今春発売する「カトキチ極細さぬきうどん」は、食べやすさと調理の手軽さの両方を実現。テーブルマークの中でもっとも細いうどんとなっており、レンジで簡単に調理可能だ。さらにメニューがマンネリ化しやすく飽きてしまうというお悩みに応え「カトキチ極細さぬきうどん」アレンジレシピを公式HPにて順次公開する。
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また、夏に食べたくなるスパイシーなメニューとして、カレーや坦々麺の人気がある。さらに辛い汁なし麺の需要の高さから、カレーハウスCoCo壱番屋監修「汁なしカレーうどん大盛り」、元祖ニュータンタンメン本舗監修「まぜタン大盛り」を新発売。お皿いらずの手軽さと、具材入りのボリューム感を実現した。
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試食会で新商品を実食
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「カトキチ極細さぬきうどん」はツルッとしたのどごしが特徴だ。従来の人気商品「カトキチ稲庭風うどん」と比較すると、より食感の違いを堪能できた。「カトキチ稲庭風うどん」の上品で柔らかな口当たりに対して、「カトキチ極細さぬきうどん」はしっかりコシがあり、もちもちとした食感が楽しめる。
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カレーハウスCoCo壱番屋監修「汁なしカレーうどん大盛り」は、CoCo壱の本格的なスパイシーさが特徴だ。もっちりとした太めの麺でボリュームがあり、満足度が高い。チーズ、ナス、ほうれん草といったトッピングが、カレーソースの味わいをさらに引き立てている。元祖ニュータンタンメン本舗監修「まぜタン大盛り」は韓国産とうがらしを使用しており、辛さだけでなく旨味も味わえるとのこと。ニンニクのパンチが効いており、真夏のビールにもピッタリの商品だ。
テーブルマーク今後の新たな取り組み
テーブルマーク株式会社は主力商品「冷凍うどん」が2024年に50周年を迎えたことで「さぬきうどん」をリブランド。次の50年に向けた新たなブランディングを開始した。また、2025年にパックごはんも30周年となり、災害時のローリングストックに最適な「国産こしひかり」24食入りケースを用意する。
「ごっつ旨いシリーズ」や「まるぐシリーズ」などで食卓を盛り上げてきたテーブルマーク株式会社。2025年春季販売商品に加え、今後の新たな取り組みにぜひ注目して欲しい。