慟哭の「冤罪」ミステリー『完全無罪』(大門剛明/講談社文庫)を『星の子』『MOTHER マザー』で知られる大森立嗣監督が、広瀬アリス主演でドラマ化したWOWOW『連続ドラマW 完全無罪』(7月7日スタート、全5話・第一話無料放送)。
7月4日には第1話完成披露試写会が都内で実施され、主演の広瀬アリス、共演の北村有起哉、奥田瑛二、そして大森立嗣監督が登壇した。
本作の主人公で、大手法律事務所に所属する期待の弁護士・松岡千紗を演じた広瀬。本格的ミステリー初挑戦に触れて「お芝居をしていく上で色々な面をお見せしたかった」と意欲を語るも「ただ私はコメディばかりをやっていたので、私の何を見てお声がけ頂けたのかと不思議でした」と笑った。
大森監督はじめ登壇者との久々の再会となったが、広瀬は「こうして集まると話が止まらなくなります。私たちは意外とお喋りなので、さっきも花粉の話をしていました」と嬉しそう。ベテラン勢との共演には「こんな激渋な素晴らしい方々とご一緒出来るのはありがたくて、おんぶに抱っこで甘えちゃおうと思いました。みなさんが素晴らしい空気を作ってくださるので…人任せです」と先輩勢の広い胸を借りたようだった。
一方、奥田は初共演の広瀬の魅力について「ずっと見てしまう目をしている俳優さん。この目からは逃れられない。そう、逃れられない目をしている!…良いキャッチコピーが出来ましたね」と太鼓判を押すと、広瀬は「光栄です!」と大喜びしていた。
そんな広瀬はロケ地・香川での思い出を聞かれると「開放感があって毎日のようにうどんを食べに行きました。撮影も早めに終わることがあったので、ウォーキングがてらごはん屋さんを見に行ったりして食を楽しんでいました。スーパー銭湯にも行きました」とエンジョイ。北村も「撮影が終わるのが早いので、スタッフさんたちも有意義に空いた時間で美味しいものを食べに行ったりしていました。それが次の日の元気に繋がるので好循環な現場でした」と好印象だった。