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ブルサンと三國清三シェフがコラボ 酒粕を使ったティラミスと日本酒を組み合わせたデザート考案


フランス生まれのフレッシュチーズブランド「ブルサン」は、9月1日より、約5年ぶりに新フレーバー「ブルサン クランベリー&ペッパー」を全国で新発売する。これに伴い、8月29日に、東京都・レストラン ラー・エ・ミクニにて「ブルサン」新製品発表・試食会を開催。ブルサンとフレンチの巨匠・三國清三シェフ監修のブルサンを使用したコース料理、新商品をアレンジした特別デザートの試食会を行った。

ブルサンブランドマネージャーの金原大悟氏は、コラボに至った経緯について「三國シェフのYouTubeで、ブルサンのアレンジレシピを見たのがきっかけで実現をしているイベントです」と説明。三國シェフは「YouTubeは46万人を超えまして、よくブルサンを使っています。今日は、それを使った前菜とお魚、お肉、デザートをオリジナルで作りました」と挨拶した。

前菜の「にんにくのフラン、ブルサンガーリック&ハーブとパセリソース合え」は、ブルサンガーリック&ハーブを牛乳で伸ばしたソースを使っており、中にはパセリとにんにくが効いたフラン入り。濃厚な味わい、なめらかな口どけが特徴のブルサンを使用しているため、トロッとしていて食べごたえがあった。

続いて、魚料理は「サーモンミキュイ、ブルサンガーリック&ハーブとフェンネルクリームソース」。ミキュイとは、フランス語で「半生」という意味の低温調理方法で、三國シェフは「火が通っていないようで、ちゃんと通っている絶妙な料理」と解説した。説明の通り、半生のサーモンは非常に柔らかく、ブルサンガーリック&ハーブを使用したトロみのあるソースとよく絡まった。

そして、メインは「鶏胸肉のファルシー、ロティ、ブルサンペッパーソース合え」で、ベーコンを巻いた鶏胸肉を焼き上げ、その中にブルサンペッパーを詰めた一品。生のサラダには、ブルサンペッパーをふんだんに使用した温かいソースをかけているため、自然と火が通る仕組みになっている。ヘルシーな鶏胸肉と、濃厚なブルサンはバランスがよく、さっぱりと口にできた。

最後の特別デザート「ブルサンクランベリー&ペッパーと酒粕のミクニ風ティラミス」は、北海道に戦後初めて誕生した上川大雪酒造の日本酒とのペアリングメニュー。

同日本酒は北海道の米、大雪山の雪解け水を原材としており、三國シェフは「水がすごくいい。コンクールで賞も取っています」と太鼓判を押し、酒粕を使った理由を「(日本酒を作ると)酒粕もたくさんできます。余っているので、なんとか消費に出したいと。いろいろとやっていますが、このようにお料理に使っていけばいい。ティラミスに酒粕を使ったところがオリジナルです」と述べた。

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