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妙乗院住職、僧侶である酒井 圓弘さんの実践する老けない生き方とは


今回お話しを伺ったのはストレス社会の駆け込み寺でもある妙乗院の住職をされている酒井 圓弘さん。いつまでも若々しさを保つ方法を聞いた。

一般的な住職としての役割をこなす傍ら、11年前に人工的な滝場をつくり企業向けに滝行やマインドフルネス禅の研修も行なっている酒井氏。マスコミ・メディアに多数出演し、講演会なども数多くこなしている。59歳という年齢よりも若く見られる酒井氏だが、その若々しさを保つ秘訣を聞くと、自分の目的に向かって動くことだと話す。自身が周りの見本になりたいと考えていて、最低でも12歳以上若く見られるように体も気持ちも気をつけていると言う。

最前線に立っているかどうかがとても重要で、若い人の言葉など分からないことがあれば、先ずは調べる。中年の同年代と関わることが多い生活の中でも、敢えて自分よりも若い人たちと話すようにして流行の音楽を聞く、TikTokなどのSNS発信をするなど10代、20代の流行りや感性にも興味を持ち、触れるようにしていると言う。このように最前線に立つために常に若い人と関わりを持つようにしている。すると、いきいきと生きれるようになるのだと言う。経営者もだんだん自分の経験でしかモノを言わなくなってしまいがちだが、若い人の目線に立つのが大切だと教えてくれた。

今は若い人の方が年配の人に比べてLGBTなどに寛容で差別が少なくなっているし視野も広い。中年の人の方が殻に閉じこもりがちで年齢を気にして、チャレンジできない人も多い。スポーツで言う所のホーム(本拠地)にいるだけではなくアウェー(敵地)に挑むことが緊張感や好奇心に繋がり、ひいては若さに繋がる。その考えもあり、酒井氏は日本に留まらず、アメリカの講演会にも挑戦した。そして今後は恵まれない子供たちのためにも活動したいと話す。

また自分が嫌だと思う付き合いや場所にはなるべく行かないことも一つだと言う。ルーティンに関してはストレスを溜めないように、寝不足にならないように心がける。美容にも気を付け、お酒は飲まない、タバコも吸わないなどの努力も怠らない。お寺には鏡をたくさん置いて自分をしっかり見るのが習慣になっている。自分が老けてきたなと感じ、疲れていたら、その方向性は間違っている、無理しているということだ。そんな微妙な変化にも目を向けて気を付けていると話す。

そんな酒井氏が若さの秘訣でもある今の生き方になったのにも転機があった。一般人から修行を積んで住職になり多くの経歴を積んだものの、世間で言う普通の住職として進む事にストレスを感じていた。そこで40代前半に自分の道を進もうと自分自身のイノベーションを決断をした。寺院運営に関しても今までのお寺の概念を壊し新しい取り組みができるように心掛けた。その最初の取り組みが年会費や寄付金をほとんど集めないと言うことだった。

それらの決断や目的を見つけたことが、今のチャレンジ精神と最前線に立つという志にも繋がる。そしてそのような生き方こそが若さの秘訣でもあるのだ。

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