
9月25日、経済産業省が主催する「日本スタートアップ大賞2026」の受賞者が発表されました。
日本スタートアップ大賞 表彰式の様子 Japan Startup Award 2026 Ceremony|SkyDrive(YouTube)
https://youtu.be/tUoIjlZ5Kts
「農業スタートアップ賞(農林水産大臣賞)」を受賞した植物工場スタートアップのOishii Farm株式会社や、「情報通信スタートアップ賞(総務大臣賞)」を受賞した人工知能(AI)スタートアップのSakanaAI株式会社などと並び「国土交通大臣賞(国土交通スタートアップ賞)」を受賞したのが空飛ぶクルマスタートアップの株式会社SkyDriveです。
SkyDrive | in Motion : Testing Across Japan 300Flights 100kmh UPDATE(YouTube)
https://youtu.be/Xtw2YK1zcVw
「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」という機体で「2028年のサービス開始を目標にしています」と話す同社PR室室長の宮内さんにが詳しい話を聞かせてくれました。
SKYDRIVEが目指すのは空中の「タクシー」「ハイヤー」「トラック」「バス」「救急車」のどれになるのかとたずねると「世界中のお客様から、SKYDRIVEのユースケースとして様々な検討を進めております。観光、医療品輸送、都市内移動等々、自動車のように、色々なニーズに合わせて活用されますので、どれに該当というのは難しいです」とのこと。

競合他社の空飛ぶクルマと比較した場合、SKYDRIVEには「easy to access、compact、safeという3つの優位性があります」といいます。
easy to accessとは「ヘリや有翼タイプと異なり高度な姿勢制御でビル上や木に囲まれた場所でも離発着可能」。
compactとは「既存ポートや狭い土地の活用が可能。初期費用(機体・ポート)が抑えられ、事業が開始しやすい」。
safeとは「シンプルな構造による高い信頼性。冗長性のあるシステムで安全な飛行を実現」だとしています。

現時点では赤字状態となっている同社ですが、黒字化の予定については「当社は次世代航空機を開発しているフェーズですので、まだ売上は立っていません。黒字転換の年度は明確には回答できませんが、10月現在で445機の予約注文を頂いております。また年100機を製造できる量産工場もありますので、サービス開始後数年で黒字化すると考えます」と話してくれました。
「現時点で9か国の企業のパートナーシップがあります。我々は世界中の皆さまにSKYDRIVEに乗っていただきたいと考えています」と、インド、タイ、台湾、インドネシア、アラブ首長国連邦(ドバイ)、アメリカなどで海外事業も展開している同社。今回の受賞で「国内外ともに、弊社の信頼を向上させると思いますので、海外事業の加速に寄与すると考えます」といいます。
世界中の道路を日本の自動車が走っているように、世界中の空を日本の空飛ぶクルマが飛び交う日はくるのでしょうか。
株式会社SkyDrive
https://skydrive.co.jp/[リンク]
※画像提供:株式会社SkyDrive
(執筆者: 6PAC)
