
北九州発の大人気グルメ「資さんうどん」がすかいらーくグループの一員となり、関東地方にも続々と店舗を出店しています。
関東民の僕としては本当〜に嬉しい限り。気軽に行けるようになったおかげで、いろいろなメニューにも挑戦できるようになりました。そして、何を食べてもウマい! 本当に大好き!



うどんマニア「因幡うどんも食べるべき」
ところが、そんな資さんうどんには最近どうやら「店舗を展開しすぎて味が変わった」「麺が今までと違う」などという声も寄せられている模様。そうなの……? 昔九州で食べた資さんうどんってどんな味だったっけ……? 美味しかったことしか思い出せないよ……!
そんな話をうどんマニアの友人と話していると、原宿にある「因幡うどん」という店を勧められました。なるほど、因幡うどんね……!

因幡うどんは1951年に福岡で創業した老舗博多うどんチェーンのひとつ。これまでは福岡県内にしか店舗がなかったのですが、実は2025年に東京・原宿の東急プラザ原宿「ハラカド」にも出店していたのでした。

資さんうどんがすかいらーく傘下に入ったのと同様に、因幡うどんも博多ラーメンの「博多一風堂」を展開する「力の源ホールディングス」が事業を継承。その後、一風堂オンラインショップで取り扱っていた因幡うどんの商品が好調だったこともあり、東京出店を決意したのだとか。
価格は福岡より高いらしい →飛行機代より安い!!

「因幡うどん ハラカド店」はさすが原宿に出店しているというだけあって、どこかスタイリッシュな雰囲気。
そして、価格もちょっぴり高め……!

クラシックな「肉ごぼう天うどん」で1,180円。いくら原宿という一等地での出店とはいえ、うどんで4ケタになるとちょっぴり高く感じてしまいます。
もしかしたら、英語で表記された原宿限定メニューなどもあったので、インバウンド客もターゲットにしようとしているのかもしれません。

ちなみにネットで確認すると、「肉ごぼう天うどん」は福岡では980円で販売されているようですね(206年10月現在)。200円の上乗せです。
しかし!
じゃあこれを福岡で食べようと思ったら、飛行機ならLCCでも2万弱の交通費が乗ってきます。それを思えば数百円の上乗せなんて安い安い!
何も気にせず、肉ごぼう天うどんを食べることにします。
遠慮なく柔らかい麺とまろやかなダシが最高!
さてさて、こちらが因幡うどんの肉ごぼう天うどんです。


透明度の高い黄金色のダシに、見るからに柔らかそうなうどん。牛肉煮込みもよく味が染みてそうですし、青ネギの青さもいいアクセントになってます。めっちゃウマそう〜!
そして、円盤型のごぼう天もいいですね!

資さんうどんのごぼう天はスティック状で、ごぼうの食感や味を生々しく感じられるのですが、因幡うどんは薄切りのごぼうを使用。このタイプだと衣の割合が多く、ダシを吸ってほどけていくのがたまらないのです。

まずはダシから一口。……おおおっ、甘い! かなりまろやか!
昆布や煮干の旨味がふわっと広がってくるまろやかでやさしいダシは、はじめて食べると結構衝撃を受けそうな味。東京の立ち食いそばで食べるうどんのダシとは対極と言っても過言ではないほどの甘さです。
東京に出店するからといって、東京人の味覚に合わせて調整なんてするもんかという気概を感じる、これぞ本場の味!

そしてうどんもすっごい。めちゃくちゃ柔らかい。これはもはやダシを吸うためのうどんですね。
最近全国的にも流行りつつある、東京西部や埼玉あたりのご当地うどん「武蔵野うどん」はかなりゴワゴワで固くなっていることが多いですが、それともまた対局。コシという概念なんてないんじゃないかというレベルです。
でもこのやさしいダシに合わせるのであれば、このやわらかい麺が大正解。とにかく麺がダシを吸うし、ダシがたっぷり絡み、口の中に幸せの味をいっぱい運んできてくれるのです。いやあ、これは最高にうまいなあ……!
どっちもウマいが資さんのほうが万人受けする味なのかも

そもそも資さんうどんは北九州のうどん、因幡うどんは福岡・博多のうどんなので違いがあるのは当然なんですが、食べ比べてみると資さんうどんは幅広い層に訴求しやすい味なんだなと実感しました。
麺はやわらかいけどモチッと弾力もあり、ダシもまろやかだけど甘味よりも旨味が際立っている印象で、東京の人でもすんなり受け入れられそう。
一方、因幡うどんはこれぞ思い描いていた福岡のうどんという印象。やさしいけど尖ってる。クセ強め。
なので、資さんうどんの味が変わったというよりも、イメージとの違いが生じている人が多いのではないかという気がしました。
もし資さんうどんを食べて「こんな味だったっけ?」と思った方は、原宿まで足を伸ばして因幡うどんを食べてみるといいかも。個人的にはどっちも大好き。資さんうどんも因幡うどんも最高! どっちにもあっぱれあげてください!!
(執筆者: ノジーマ)
