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SNSで話題のモバイルバッテリー耐火ケース→セリアの新商品です



消費者の声を吸い上げて100円ショップ向けに商品化するプラットフォーム「みん100」から誕生した「モバイルバッテリー耐火ケース」がSNSで話題となりました。


みん100を運営するみん100株式会社の取締役、吉見友絵さんに詳しい話を聞きました。


ーーモバイルバッテリー耐火ケースはどういう商品ですか?


吉見:モバイルバッテリーが「発火しても被害を最小限に食い止める」ための商品です。


万一、中のバッテリーが発火したときに、炎がケースの外へ広がるのを抑えて、バッグの中のほかの持ち物や周りへ燃え移るリスクを減らすことが目的です。素材には焚き火シートなどにも使われる耐熱性の高いガラス繊維を使っております。


充電中のバッテリーを入れたまま放置しない、膨らみや異常な熱に気づいたら使用をやめる、といった基本的な注意とあわせてお使いいただきたいと考えています。



ーーSNSで話題となったきっかけは?


吉見:9月17日に、みん100の公式Xで2本の投稿をしたことがきっかけです。







1本目: 「セリアの新商品で『モバイルバッテリー耐火ケース』がありますっ!! 110円です! みんなこれに入れませんか!?」という商品紹介





2本目: 「今年2月、みん100に『飛行機や電車で発火させないように、燃えない素材の袋がほしい』と投稿してくれた方がいて、それが商品になって今月からセリアに並んでいます」という誕生の経緯


1本目は表示回数約446万回・いいね約2.9万件、2本目は表示回数約138万回・いいね約1.9万件(いずれも10月2日時点)となり、Xのトレンド入りや、Xの「本日のニュース」にも取り上げていただきました。


話題になった理由は、次の3つが重なったためだと考えています。


まずはタイミングです。昨今電車内でのモバイルバッテリー発火事故の報道が相次いでいたこと。今年4月からは飛行機内でのモバイルバッテリーの充電も禁止されるなど、「持ち歩くバッテリーが燃えたらどうしよう」という不安が身近になっていた時期でした。


次に価格です。耐火ケースは1000〜3000円ほどの商品が多いなか、110円で「とりあえず備えておける」手軽さが響いたようです。


最後は、一般の方の「こういうのがほしい」という声から生まれた商品という誕生ストーリーでしょうか。


2本の投稿のブックマーク(保存)は合わせて1.6万件を超えており、「あとで買いに行こう」と保存してくださった方が多かったようです。



ーー売れ行きはいかがですか?


吉見:具体的な数字は公表できませんが、SNSの投稿直後から「セリアに探しに行く」という声が多く寄せられ、実際に店頭でもかなりの方にご購入いただいたようです。


メーカーの在庫も品薄になったため、現在は工場で増産しています。店舗によっては品切れになっているところもあり、探してくださっている方をお待たせしている状況です。


ーーモバイルバッテリーを持ち歩く人は多いのでしょうか?


吉見:民間の調査(クロス・マーケティング、2025年10月、全国の20〜69歳の男女1100人)では、モバイルバッテリーを持っている人は52.8%、外出時に持ち歩く人は35.8%でした。大人の約3人に1人が、外出時にバッグに入れて持ち歩いていることになります。


一方で、リチウムイオン電池を使った製品の事故は、2021〜2025年の5年間に2140件がNITE(製品評価技術基盤機構)に報告されており、製品別ではモバイルバッテリーが最も多くなっています。


同じ調査では、発火や膨張のニュースを見聞きして「気になるが使い方を変えていない」という人が23.1%いました。不安はあるものの、何をすればいいか分からない方が多いのだと思います。


みん100にも「もし発火しても周りに広がらないような保管用の入れ物がほしい」「市販の耐火バッグは価格がやや高めなので、手軽な簡易タイプがほしい」といった声が寄せられていました。持ち歩く人が多いからこそ、「もしも」への備えを手軽にしたいというニーズがあったと考えています。


モバイルバッテリーに関する調査(2025年)

https://www.cross-m.co.jp/report/trend-eye/20251029mobilebattery[リンク]



ーー購入者の属性や反応は?


吉見:店頭で購入された方の年齢や性別などのデータは小売店さんの情報のため、弊社では把握しておりません。


想定しているのは、通勤・通学でモバイルバッテリーを毎日持ち歩く方、旅行や出張で飛行機・新幹線に乗る方、ご自宅での保管用に使いたい方です。


SNSでは「実際に買った」「自分のバッテリーを入れた」という声を多くいただいています。「近くの店舗も残りわずか、もしくは品切れ」と紹介されるなど、店頭で探してくださる方が多い状況です。



ーー110円という価格を実現できたのはなぜでしょうか?


吉見:詳しい製造コストや工夫についてはメーカーさんのノウハウのため控えさせていただきますが、100円ショップ向け商品を企画・製造している株式会社スバルさんが、耐火素材のガラス繊維を使いながら110円を実現してくださいました。


ーーありがとうございました。



モバイルバッテリー耐火ケース

https://min-100.com/products/85[リンク]


【関連記事】消費者の声から100円ショップの商品を生み出す「みん100」

https://getnews.jp/archives/3676077[リンク]


※画像提供:みん100株式会社


(執筆者: 6PAC)


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