
Netflixは、鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めるシリーズ「ウェンズデー」シーズン2のパート1を8月6日(水)より、パート2を9月3日(水)より世界独占配信。
<Netflixで歴代最も視聴された英語シリーズ>に君臨する本作は、ちょっと不気味で風変わりな一家「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデー・アダムス(演:ジェナ・オルテガ)を主人公にしたダークファンタジー&ミステリー。ダークで個性的なキャラクターや、バートンが描く異色で奇妙でユーモア溢れる世界観と巧みなストーリーでS1は日本でも大ブームに。かねてより監督業への憧れを口にしていた主演ジェナ・オルテガは、今シーズンではプロデューサーも兼任。初めて製作側の立場としても本作に携わった彼女は、「作品をより良くするための建設的な話し合いの場では、ティム・バートン監督から直接学ぶことができたのも特別な経験でした」と、将来につながる確かな手応えを感じたことを明かしました。

シーズン2では、ウェンズデーがのけ者たちが集うネヴァーモア学園に再び戻ってきます。しかし、そこには新たな敵やトラブルが彼女を待ち受けており、家族、友人、そしてかつての因縁と向き合いながら、予測不能で奇妙な事件に再び巻き込まれていくのです。
以前から将来的には監督業に専念したい旨を打ち明けていたウェンズデー役のジェナ・オルテガは、シーズン2では主演に加えてプロデューサーも兼任。そんな新たな役割を担った彼女は、「チームの皆さんとは長い間一緒に仕事をしてきたので居心地が良く、安心して質問することができ、求めていた以上の学びを得られる環境でした。血や義足の色について話し合ったり、脳の大きさで議論したり…一見他愛もない会話が作品の出来栄えを本当に大きく左右するんです。確定前のキャストの衣装を見ることができたのもとても有意義でしたし、作品をより良くするための建設的な話し合いの場では、ティム・バートン監督から直接学ぶことができたのも特別な経験でした」と語り、本作でのプロデューサーとしての経験が今後の監督業に向けて良い刺激になったことが分かります。
本作以外に『Hurry Up Tomorrow(原題)』や『Death of a Unicorn(原題)』でもキャストと製作総指揮を務め、今や俳優業にとどまらない活躍を見せるジェナ。ゆくゆくは自分が手掛けた作品には出演しない意向も示しているが、俳優のキャリアで培った知名度を足掛かりに監督のステップに進むビジョンも思い描いているそう。今では世界中にその名を轟かせる彼女ですが、その躍進のきっかけとなった本作の大ヒットには、「自分や共演者の生活に与えた影響や変化は感じていますが、どこか現実味がありません。この作品が始まった時、私は18歳でティムのような大物監督と仕事をするのは初めてでした。それに私が演じる前からこれほど広く知られ、愛されているキャラクターを演じた経験もなかったんです。嬉しい気持ちもありますが、今でも現場で強い不安を感じることがあり、期待に応えないといけないプレッシャーを感じないと言ったら嘘になります」と、状況が一変してもなお堅実な姿勢で作品と向き合い続けていることを告白。

プロデューサーとしてのキャリアも着実に歩み始めたジェナは現在、子役として活動を始めた頃から構想を練り、温めてきたという脚本の映像化に向けて取り組んでいることを明かしている。俳優としてもプロデューサーとしてもジェナのターニングポイントとなった本作。そのシーズン2では、彼女が尊敬してやまないティム・バートンとのタッグでどのような世界観を描き出しているのか、一層の期待が高まります。
『シザーハンズ』(90)、『チャーリーとチョコレート工場』(05)、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)など合計20作品以上も監督を務めてきた鬼才ティム・バートンに「映像にするのが楽しい。こういうのは初めてだ」と言わしめた本作。戦慄と魅惑に満ちた「ウェンズデー」シーズン2、配信まで“震えて”待て!
製作総指揮:ティム・バートン キャスト:ジェナ・オルテガ、エマ・マイヤーズ、ルイス・ガスマン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ