
殺人鬼目線で惨劇を描く、ウルトラゴア且つアンビエントな異色スラッシャー『バイオレント・ネイチャー』(原題:In A Violent Nature)が9月12日(金)より日本公開されることが決定した。
本作を手掛けたのは、ホラーアンソロジー『ABC・オブ・デス2』で“Z”のセグメントを手掛け、これが長編デビュー作となるクリス・ナッシュ。ホラー映画愛好家の彼は、ガス・ヴァン・サントやテレンス・マリックにも影響を受けており、独自のテイストを生み出している。
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深い森の奥、朽ちた火の見やぐらに横たわるのは、60年前の凄惨な事件に起因する怨念の亡骸──ジョニー。その死体とともに封印されていたペンダントがある日、何者かの手によって持ち去られる。やがてジョニーは奪われた遺物を取り戻すべく蘇り、若者たちに標的を定める。不死のゴーレムと化した彼は、冷酷かつ静かに殺戮を遂行していく。
ナッシュ監督はスティーブン・コスタンスキの『サイコ・ゴアマン』や『ザ・ヴォイド』にスタッフや俳優として参加しており、本作にはコスタンスキが特殊造形クリエイターとして携わっている。
本作は、サンダンス映画祭でのプレミア上映で話題となり、全米週末興行ランキング初登場8位を記録。しかし、その激しいゴア描写のために上映時には嘔吐者が続出したという。ホントかな?
『バイオレント・ネイチャー』
9月12日(金)、全国ロードショー
脚本・監督:クリス・ナッシュ
出演:ライ・バレット、アンドレア・パヴロヴィック、キャメロン・ラブ、リース・プレスリー、リアム・レオーネほか



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