
Makuakeで応援購入プロジェクトを公開し、記事執筆時点で8700万円以上の支援を集めているポータブルNAS「UnifyDrive UT2」をレビューにてご紹介します。
家でも外でも使えるポータブルNAS

UnifyDrive UT2は、携帯性が大きな特徴のポータブルNAS。通常時は電源を供給して自宅や職場のネットワークストレージに利用。外出先へ持ち出した際には、モバイルバッテリーなどから電源を供給してアクセスポイントモードでローカル接続したり、SDカードのバックアップに利用できます。サイズはシリコンケース収納時でもH173.5×W90×D28mmとコンパクトで、重量はリンゴ2個分の306gと軽量です。


インタフェース構成はDisplay Port対応のUSB 3.2 Gen1 Type-Cポート、USB 3.2 Gen1 Type-Aポート、イーサネットポート、SDカードスロット、CFexpress Type-B/A対応のCFEカードスロット、HDMI 2.1ポート、電源入力用のPower Delivery対応USB-Cポート。ワイヤレス接続はBluetooth 5.0、Wi-Fi 6に対応し、有線や無線で接続してNASとして動作します。

本体に8GB RAMと32GB容量のeMMCを搭載。本体だけでも小容量のデータ共有に利用できますが、PCIe3.0、M.2 NVMe 2280対応のSSDスロットを2つ搭載し、別売りのSSDを追加して最大8TB×2の16TBまで容量を拡張できます。
スマホからもPCからもアクセス可能
初回設定時の本体のアクティベーションやスマホからのアクセスにはiOS/Android向けに提供されている「UnifyDrive」アプリを使用します。

設定後はスマホやタブレットからアプリを起動してアクセスが可能。個人フォルダや共有フォルダが利用できる他、スマホの写真や動画を自動バックアップする機能、Google DriveとOneDriveに対応したクラウドバックアップ機能などが利用できます。

WindowsとMacOS向けに配布されるPC版アプリケーションでは、仮想デスクトップのようなGUI環境が用意されています。PCライクな操作でファイルやシステムの管理に利用可能。
画像・動画・PDFを共有する家庭内NASに


ストレージに保存した写真や動画は、スマホアプリやPCアプリケーションから表示できるので、クラウドサービスを経由せずに家庭内で共有するのに便利。

アプリ上でPDFファイルも表示できるので、配布物や書類をスキャンして共有する保管場所としても最適です。

本体のHDMIポートやUSB-Cポートから外部ディスプレイやテレビに接続すれば、家族そろって思い出を振り返ることもできます。

外部ディスプレイ上での操作に利用できるリモコンが同梱します。
外出先ではAPモードで接続

インターネット接続ができない外出先でも、アクセスポイント(AP)モードを使ってローカルのワイヤレス接続が可能。本体の切り替えボタンを押すとWi-Fi接続とAPモードの接続を切り替えることができます。
SDカードをすばやくバックアップ


SDカードやCFeカードのプラグ・アンド・バックアップ機能を搭載。屋外で撮影したカメラの写真や動画をすばやくバックアップできるのが便利です。アプリから「PlugBackup」機能を有効化すると、SDカードやCFeカードを本体に挿入して本体のバックアップボタンを2回押すことでバックアップを実行。実行開始と完了はビープ音で知らせてくれます。
電源レスで30分動作するUPS電源を内蔵
外出先ではモバイルバッテリーなどで33W以上の電源を供給することを前提としていますが、本体にはバッテリーを内蔵するので、短時間であれば電源レスで使用が可能。電源はUPS機能を搭載するので、停電や外出先でモバイルバッテリーが切れた際にも最大30分動作を継続し、データ損失を防ぐことができます。
プロジェクトは7月30日まで
7月30日までプロジェクトを公開し、支援者には2025年9月末までに出荷を予定。記事執筆時点で、23%OFFの7万6130円(税込)で購入できるコースが公開されています。SSDは別売りです。
16TBを一瞬で保存&共有、AIで整理|手のひらサイズの次世代型大容量ストレージ|マクアケ –アタラシイものや体験の応援購入サービス
https://www.makuake.com/project/unifydrive_ut2/[リンク]
製品提供:Unify Data Technology