7月19日から9月23日まで、愛知県名古屋市で「動き出す妖怪展 NAGOYA 〜Imagination of Japan〜」が開催されます。
動き出す妖怪展とは、江戸時代や明治時代などの絵師たちが描いた「百鬼夜行絵巻」等の妖怪美術と、最先端の映像技術や立体造形を組み合わせた没入型のデジタルアートミュージアムです。
「夏休み期間ということもあり、子ども達や一緒に来てくださるご家族などファミリー層に来ていただけたら嬉しいです」と話すのは、本イベントをプロデュースする株式会社一旗のディレクター、中川和さん。
「動員目標は10万人」だという中川さんによれば「この展覧会は映えを狙う若年層にも、シニア層にも、妖怪が大好きな方にも楽しんで頂けるような設計になっております」とのこと。
開催場所が東京や大阪ではなく名古屋なのは「主催者である私たちの本社は名古屋にございます。だからこそ、この地から“動き出す”第一歩がふさわしいと考えました」と話してくれました。「地元発の展覧会として名古屋から全国、そして世界へと妖怪文化を発信していく所存です」と中川さん。
動き出す浮世絵展 TOKYO コンセプトムービー Ukiyoe Immersive Art Exhibition TOKYO Concept Movie（YouTube）
https://youtu.be/gyN4M3pqF_Y
今年の3月31日まで東京で開催されていた「動き出す浮世絵展」も同社が手がけました。こちらのイベントはすでにイタリアでも開催され、7月からは台湾でも開催されることになっています。
最後に「動き出す妖怪展」の海外開催について訊ねると「現在、海外での開催は決定しておりませんが、まずは名古屋での開催を成功させ、いずれは世界に向けて妖怪文化を発信できればと考えております」という答えが返ってきました。
動き出す妖怪展公式サイト
https://www.yokaiimmersive.com/[リンク]
※画像提供：株式会社一旗
(執筆者: 6PAC)
