全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。回転寿司チェーンサイドメニューの王様的存在である“ラーメン”。各チェーンでも当たり前の人気メニューに成長し、日々新メニューがラインナップするようになった。筆者が常に注目しているのが“はま寿司”だ。
人気店の味やトレンドをチェックし、お寿司に合うように素晴らしいクオリティで仕上げるその手腕はさすがの一言。現在ではラーメンがサイドメニューの売上の1、2を争っているレベルの人気だ。
そんな“はま寿司”が6月から展開しているのは「博多とんこつラーメン」（￥390）だ。毎年登場しているおなじみのとんこつラーメンだが、今年はさらにパワーアップして登場している。
具はチャーシュー、青ネギ、味玉。麺は細めのストレート麺。生ガラから抽出した豚骨スープに、こだわりのカエシで調味し、スープ表面にはよりとんこつを感じられるように香味油を浮かせている。
ちょっとビターな熟成感のあるとんこつスープの仕上がりにラーメンファンもニヤリとしてしまう。単純な白湯のクリーミーさだけでなく、とんこつ特有の豚の旨味があふれているのが素晴らしい。
そして、お寿司のシャリの酸味でさっぱりとした口にまろやかなダシ感が最強にマッチする。
これはラーメンファンでも嬉しくなってしまう美味しさ。シンプルな中にもこだわりを見せる “はま寿司”のとんこつラーメン。ぜひお試しあれ。
(執筆者: 井手隊長)
