
海が有名な糸島ですが、実は少し内陸に入ると自然豊かな山が広がっています。そんな豊かな自然に恵まれた糸島で採れる野菜の味は格別です。
今回は、糸島の旬の野菜がふんだんに使われた、一汁三菜ならぬ、一汁六菜が食べられる「ミノリアン」をご紹介します。
海から歩くと見えてくるのが「ミノリアン」

▲「ミノリアン」は、糸島の北の方、海岸から徒歩約6〜7分の場所にあります。

▲海岸からほど近いのに、少し入るともうそこは山の中。
この日は雨でしたが、葉から滴るしずくの音が心地よく、雨でも素敵な雰囲気を漂わせていました。

▲中も落ち着いた感じで、とても居心地が良いです。
ミノリアンは、旬の食材を使った定食一択。
予約制で、月に数回しかお店を開いておらず、月末に翌月の営業日が公開されますが、すぐに満席になってしまうことも多いんだとか。
一汁三菜ならぬ一汁六菜なのが「ミノリアン」流定食

▲前菜のサラダ。
もう、美しい……!
目でも楽しめる料理とはこのことです。
ビーツのドレッシングが下に敷かれていて、野菜と絡ませていただきます。
ほど良い酸味のビーツの香りが良く、野菜もとても新鮮です。

▲一汁六菜!?
驚くのは、ほとんどが野菜や植物性たんぱく質のお料理ということ。
お肉やお魚が入っていないのに、この満足感です。

▲豆乳とお豆のスープ。
豆乳のまろやかな香りと濃厚な豆の味で、心も体もほっとします。

▲これは何だ!?

▲聞いてみると、湯葉を蒸したものだそう。
口当たりはふわっとしているのに、噛むと旨みがジュワ~っと口の中に広がります。
中までしっとりしていて、丁寧に蒸されているのが伝わってきました。

▲今回は、見たことのない料理ばかりでわくわくします。

▲お麩を葉で包んだこちらの料理は、ふわふわな口当たりで、シンプルなお味。
塩加減がちょうどよく、小腹が空いたときに毎日食べたくなりそうです。

▲玉ねぎと豆のかき揚げ。
豆のホクホクした感じと玉ねぎの甘さが抜群!
粗めの塩が使われているのも、美味しさのポイントです。
目でも味わえる繊細なデザート
「ミノリアン」では、デザートが2種出てくるのですが……


▲高クオリティ過ぎる!!

▲こちらがメインでカフェで売られていてもおかしくない美しい仕上がりです。

▲中の餡は甘すぎず、全体的にやさしい甘さで、ほっと一息つくのにぴったりです。

▲抹茶のケーキ。
木苺がちょこんと可愛らしく乗ったケーキ。
ねっとりしたクリームと、軽いしっとりとした生地の相性が良く、こちらも甘さ控えめでぺろりと食べられちゃいます。

「ミノリアン」の空間も、お料理も、どれにも優しさがあり、日々の疲れを癒してくれそうです。
気になった方は、ぜひ予約して、足を運んでみてください。
〒819-0203
福岡県福岡市西区小田578-2「ミノリアン」
営業日・営業時間は要インスタ確認
(執筆者: AYATAKA)