
『28日後…』『28週後…』に続くシリーズ最新作、人間を凶暴化させるウイルスのパンデミックから28年後の世界が描かれる『28年後…』が6月20日(金)より日米同時公開。ダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドが今作を語る特別映像が解禁された。
映像では、二人が作り上げた“28年後”の世界観、そして新作で目指したものについて語られている。
「まず話し合ったのは、“28年後”の意味だ」とガーランド。「もしイギリスで感染が続いていたら、世界はどう対応するのか? イギリスは隔離され見捨てられるか?」 そしてボイル監督は、今作で人々が身を潜めている孤島について「潮の満ち引きで外界から守られているが、電気や燃料の供給が途絶え、さまざまな道具が使用不可に。遠く離れた本土は希望と恐怖の場所になった」と世界観を語る。
続けて、ガーランドは感染者たちについて“ゾンビ”ではなく“凶暴化した人間”であり、「飲み物や食べ物を必要としている」と説明。彼らが28年生き延びた場合、国はどのような様相になるのかイメージを膨らませていったという。そしてボイル監督は、そんな世界を描く上で「以前より刺激的な映像が求められていると感じる」とし、「人々を震え上がらせる映像にした」「目指したのは息苦しくなる強烈さだ」とアピールしている。
『28年後…』
6月20日(金)全国の映画館で公開
