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アウトソーシンググループ、国内最大規模の入社式で新社名「BREXA」を発表 / ホールディングス化で新たな船出


満開の桜が散る雨の中、東京ガーデンシアターでアウトソーシンググループの入社式が行われました。同社は国内最大規模の約2,600名の新入社員を迎え、AIロボット「ミライア・リンクス」を特別ゲストとして紹介しました。また、社名を「BREXA Holdings」に変更し、7月1日から持株会社体制に移行することを発表。これにより新たなブランドと理念を強調し、新入社員に未来の可能性を広げるメッセージが伝えられました。代表取締役社長の山﨑高之氏は、失敗を恐れず努力することの重要性を強調し、技術者育成の拡大を掲げました。新入社員たちは、多様な可能性を期待しつつ、積極的に取り組む姿勢を示しています。

満開の桜が散ってしまいそうな雨の中、初々しいスーツ姿の新入社員が列を成して向かう先は東京ガーデンシアター。この日、製造業の人材サービス事業を展開するアウトソーシンググループの入社式が行われました。

新入社員約2,600名、国内最大規模の入社式

同グループは全体で約12万人の社員を抱え、今年度の新入社員はグループ全体で約2,600名です。グループ会社のうち14社が合同で行う入社式、2,000名を超える社員が一堂に集まれる場は、もはや大規模なイベントホールしかありません。コンサート会場さながらに誰もが自らの席を探します。壇上にはグループ各社の代表が席に着きました。

各役員からの祝辞の後、スペシャルゲストとして紹介されたのは、AIコンシェルジュロボットのミライア・リンクス。利用者の心拍数や血圧、血糖値といったバイタルが非接触でチェックできるというアウトソーシンググループの技術が活かされた未来のヘルスケアロボが、新入社員にお披露目されました。

アウトソーシングは大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」にスペシャルパートナーとして協賛しており、ミライアは会場に展示され来場者をサポートする予定とのこと。ロボットは多言語対応可能で、日本語、英語、韓国語で応対するデモンストレーションが行われました。

式の中盤で登壇したアウトソーシンググループ代表取締役社長 山﨑高之氏は、自らの新人時代の失敗談を引き合いに出して激励の言葉を送りました。

「わたくしの失敗談に基づくものですが、まずは3年。3年は歯を食いしばって頑張ってみよう、そんな心持ちでぜひやってみて欲しいです。仕事は必ずしも楽しいものや、やり甲斐の持てるものばかりではありません。でも、一見雑用と思えるような仕事でも何事にも真剣に取り組んでみると風景が変わったり、何か得られるものがあったり、協力してくれる人が出てきたりします。失敗したわたしが言うので、ぜひとも頑張ってみてください」

スキル、キャリア、可能性を諦めないことが全ての礎に

祝辞を述べた後、代表の山﨑氏は満を持して新社名とグループパーパス(存在意義)を発表。

新たなブランド名は、BREXA(ブレクサ)。境界を壊し(Break)人々の能力(Ability)を拡張(Expand)していく、そして能力の拡張を“より多く”行うことを表現するEXA(10の18乗=百京を表す接頭語)造語とのことです。タグラインは、「可能性をその先へ」。

そして、会社の存在意義であるグループパーパスは、“すべての「はたらく」に境界をなくし、より多くの人に、より多くの可能性を”。

株式会社アウトソーシングは、7月1日から株式会社BREXA Holdingsを純粋持株会社とするホールディング体制に移行されることも発表されました。

コーポレートカラーもオレンジ色へ一新。会社の刷新とさらなる発展に向けた決意が未来を担う新入社員の前で示された形です。

新社名とホールディングス化体制変更の発表が入社式で行われたことについて、山﨑氏に聞きました。

▲アウトソーシンググループ 代表取締役社長 山﨑高之氏

「昨年の10月頃から社名変更とホールディングス化についての議論を重ねてきました。それらを発表するならば、4月頭だろうと。入社式に合わせたというよりは、新たに入社して働いてくれる新入社員の皆さんにまずはご説明しようと。最初の場で発表するのが妥当だろうということになりました」

新入社員にとっては驚きのニュースだったに違いありません。しかし、これは嬉しい驚き。新たに発表されたロゴマークのインパクトやカラーからも前進しようとする強さが感じられ、期待が膨らみました。また、式全体を通じて異口同音に「可能性」という言葉が多く聞かれたことも印象に残っています。

「弊社はエンジニアをメインに採用する会社です。親和性が高いのは機械系や電気系、理系大学卒の方々が採用の主なターゲットにはなっています。ただ、未経験からでもしっかり教育をしてエンジニアに育てあげるということも我々のコンセプトでもあり、力を入れているところです。たとえ文系大学の出身でもエンジニアに少しでも興味があれば採用の基準になってきます」と、話すのは雇用戦略本部本部長 佐藤康平氏。

▲雇用戦略本部本部長 佐藤康平氏

山﨑氏が社内の人材育成について、続けて説明しました。

「弊社の場合はどうしても技術系の職種に進んでもらう形になります。ただ、現在はそれらに直結する理系大学出身者もいますが、全員が理系出身というわけではありません。文系学校の卒業者やエンジニア未経験の方も多く入社してくれています。入社後に学んでもらい、エンジニアの職に就けるように努力してほしいなと思いますし、そのための研修やカリキュラムは用意しています。今後、さらにエンジニア育成プログラムは拡大しますし、働きながら学ぶ環境も拡大していく予定です。そうした環境で自分自身を磨いてもらい、スキルアップに繋げていきながら多くの可能性が広がるキャリアを作っていってほしいと思います」

まさに同社が掲げる新たなグループパーパスに基づくお話でした。

最後に、新入社員の2名の方にもお話を伺いました。

▲左)株式会社アウトソーシング 製造・サービス統括本部 パトリアルカ伸亜氏 / 右)株式会社アウトソーシング 製造・サービス統括本部 星野結唯氏。

「自分自身がハーフで生まれたということもあって、国際的に活動していきたいという希望があってアウトソーシングに入社しました。日本人のみならず、外国籍の方々の人材サービス業に携わりたいと思っています。社風や社員同士がすごく明るかったというというのもこの会社を選んだ理由です。配属先によって仕事内容は変わってきますが、一番やりたいことは採用というところに関わっていきたいと思っています」(パトリアルカ伸亜氏)

「わたしは人と関わることが好きなので、直接人と関われる人材サービス業という業種であるアウトソーシングに入社しました。日本の物作りを海外に広めていきたいと思っています。社長もおっしゃっていましたが、3年は粘り強く、途中で諦めるんじゃなく先輩方に食らいついて成長できるような社員になりたいと思います」(星野結唯氏)

新たな道の入り口に立ったばかりの新入社員、そして新たな時代を重ね始めようとする会社、未知の可能性に期待が高まります。

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