
2025年3月22日(土)、23日(日)、東京ビッグサイトにて世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2025」が開催された。
今年で12回目の開催となる「AnimeJapan 2025」は、過去最大規模となる116の出展社によるブースと、新たに設置されたWHITEステージを含む4つのAJステージにて合計52のステージイベントが行われた。
総来場者数は、前年比115%となる152,400人(見込み)を記録。およそ10人に1人が海外からの来場者となり、日本のみならず世界中から多くのアニメファンが集う、まさに「アニメのすべてが、ここにある」を体現したイベントとなっていた。
本記者は、「AnimeJapan 2015」以来10年ぶりの参加となったのだが、その規模感や盛り上がり、とくに海外からの来場者が非常に増えていたことに驚いた。それもそのはず、およそ10人に1人が海外からの来場者となり、日本のみならず世界中から多くのアニメファンが集っていた。となりました。
本記事では、成熟し「アニメのすべてが、ここにある」を体現したイベントとなった「AnimeJapan 2025」の様子を、写真を中心にレポートしていく。

▲『ダンダダン』のステージに現れたターボババアとセルポ星人。さすがの人気っぷりだ。
溢れるほどの最新アニメ情報!体験コーナーも充実
「AnimeJapan」の魅力のひとつが、各企業ブースで発表されたり、ステージイベントで公開となる最新アニメ情報。今回のイベントでも2025年4月以降にスタートするアニメ情報が多数公開された。
ここからは様々なブースで密切れたアニメに関する情報が展示物を写真で紹介していく。
●『顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君』(アニメ化決定)


『雨と君と』(2025年7月~)

『渡くんのXXが崩壊寸前』(2025年7月~)


『真夜中ハートチューン』(2026年アニメ化決定)

『野生のラスボスが現れた!』(2025年10月~)

『無職の英雄 ~別にスキルなんか要らなかったんだが~』(2025年~)

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(2025年4月~)



『NEW パンティ&ストッキング with ガーターベルト』(2025年~)

『映画 ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』(2025年冬公開)

『前橋ウィッチーズ』(2025年4月~)



『片田舎のおっさん、剣聖になる』(2025年4月~)

『私を喰べたい、ひとでなし』(2025年10月~)




『きみが死ぬまで恋をしたい』(アニメ化決定)



『地獄先生ぬ〜べ〜』(2025年7月~)

『DIGIMON BEATBREAK –デジモンビートブレイク』(2025年10月~)

『ガールズバンドクライ』(2025年4月~)

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章(2025年7月18日公開)

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』(2025年冬公開)


『真・侍伝 YAIBA』(2025年4月~)



『Summer Pockets』(2025年4月~)


『ご注文はうさぎですか?』(新作アニメ制作決定)

映画『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』(2025年8月29日公開)

『追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する』(アニメ化決定)

『キミと越えて恋になる』(2025年秋~)

『ディズニー ツイステッドワンダーランド ザ アニメーション』(2025年10月~)

『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』(アニメ化決定)

このほか、既存の人気作品に関する展示や体験コーナーも。本ライターイチオシなのが、2025年1月から放送されている『BanG Dream! Ave Mujica』だ。これまでの『BanG Dream!』シリーズとは異なる、なかなかにドロドロ&ギスギスした話だが、予想もつかない物語に目と心を奪われてしまう。
「AnimeJapan 2025」では、『BanG Dream! Ave Mujica』や『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』に関する展示が大々的に行われていた。制作過程の展示やキービジュアルを使用したフォトスポット、中央には、若葉睦の……、うん。








ufotableブースでは、体験型ブースとして「タイケン!鬼滅の刃」を実施。「伊之助の穴もぐり」「石柱の石押し稽古」など『鬼滅の刃』の名シーンをリアル体験できるというもので、こちらもかなりの盛況っぷりだった。



体験としては、2025年1月より放送中の『空色ユーティリティ』を題材にしたパターゴルフコーナーなどもユニークだった。



ほかにも『ウィッチウォッチ』ブースでは物を大きくする魔法「ビッグーン」を体験できるエリアがあったり、『サカモトデイズ』の「仲間を稀!シンのスピードアタックゲーム!」という反射神経を競うものがあったりと、見て、遊べる内容が盛り沢山。各所から、アトラクションなどを楽しむ声が聞こえてきた。


さまざまなブースを巡り、「AnimeJapan 2025」の様子をお届けしてきたが、いかがだったろうか。イベントも成熟しており、その規模はもちろん、お客さんのアニメを好きな気持ちに応えてくれる、非常に良い内容になっていたと思う。
すでに「AnimeJapan 2026」の開催が決定しているので、ぜひ来年にも期待しよう。
(執筆者: sasuke_in)