この美しい庭で一体何が　韓国実在の心霊スポットを題材にしたホラー映画『ヌルボムガーデン』１月公開［ホラー通信］

韓国の三大心霊スポット「ヌルボムガーデン」を題材にしたホラー映画『ヌルボムガーデン』が日本で公開されることが決定し、ポスターと特報映像が公開された。映画はク・テジン監督のデビュー作で、自ら脚本も担当。ストーリーは、主人公のソヒが夫の自殺を機に、奇怪な現象が起こる邸宅へ移り住み、夫の死の真相を探る中で不気味な力に脅かされていくというもの。ヌルボムガーデンは、忠清北道堤川市に実在し、複数の怪談が語り継がれる場所。映画公開は2025年1月24日に予定されている。

韓国の三大心霊スポットのひとつを題材にしたホラー映画『ヌルボムガーデン』（英題：SPRING GARDEN）が１月24日より日本公開されることが決定した。併せてポスターと特報映像が解禁された。

ポスタービジュアルに写っているのは、花々と緑に溢れた美しい庭“ヌルボムガーデン”。幼い姉弟が無邪気に遊んでいるものの、庭の奥の仄暗い森はどこか不気味で、ぶら下がる首吊り紐がその印象を決定づけている。

主人公のソヒは、幸せな新婚生活を送っていたが、突如夫のチャンスが自ら命を絶ってしまう。ショックのあまり流産した彼女は、チャンスが生前に購入した郊外の邸宅に移り住むことに。しかしそこでは次々と奇怪な出来事が。ある夜死んだはずのチャンスの姿を目撃したソヒは、彼が自殺に追いやられた理由を探り始めるが、ヌルボムガーデンに取り憑いた邪悪な“何か”に脅かされていく。

『コンジアム』(19)として映画化された“コンジアム精神病院跡地”、朝鮮戦争で死亡した学徒兵の埋葬場所とされる“慶北ヨンドク刺身店”と並び、韓国の三大心霊スポットに挙げられる“ヌルボムガーデン”は、忠清北道堤川市に存在する。レストラン経営者の一家に降りかかった不幸な出来事と、いくつもの怪談が語り継がれる場所だという。『女神の継承』『チェイサー』のプロデューサーであるク・テジンが、ヌルボムガーデンを題材にしたホラー映画の製作を熱望し、監督デビュー作として自ら脚本も担当した。

特報映像は、“決して入ってはいけない”とされるこの家に無断で侵入する若者の姿を映している。まだ何も起こっていないのに、緊張感が凄まじい。

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