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デジタルバンクの新入社員研修ってどんなことするの?みんなの銀行


デジタルバンクであるみんなの銀行は、2024年度の新入社員を対象に「ジョブリレー研修」を実施します。この研修は、新入社員がビジネス職とエンジニア職の7つの異なるグループを順次体験しながら、各グループの業務を理解するためのものです。研修を通じて、参加者は業務内容だけでなく、他のグループとの人間関係を築くことができ、ビジネス職・エンジニア職の両分野で互いの連携が強化されています。参加した新入社員は、各グループの役割を深く理解し、自身の業務へ知見を活かす機会として評価しています。また、キャリア採用の社員からも「うらやましい」という声があり、非常に充実したものとなっています。

デジタルバンク「みんなの銀行」、エンプロイーサクセスグループの川原です。この記事では、みんなの銀行の2024年度新入社員(ビジネス職とエンジニア職)を対象とした「ジョブリレー研修」についてご紹介したいと思います。

“銀行らしくない”デジタルバンクは、仕事内容がイメージしづらい?

みんなの銀行は、全てのサービスがスマホで完結する「デジタルバンク」です。

デジタルバンクとは?ネット銀行との違いや特徴まとめ
https://www.minna-no-ginko.com/open-account/column/digitalbank/

デジタルバンクでは、“銀行”と聞いて多くの方がイメージするような店舗で窓口業務や融資業務を行う銀行員はいないのですが、かわりに、マーケター、デザイナー、エンジニア、データサイエンティストといった(銀行業界というよりはIT業界に多い職種の)人財で構成されています。そのため人事担当として「新入社員が各グループの役割や仕事内容をイメージしづらいのではないか」という課題を感じていました。

また、みんなの銀行は(これも銀行では珍しいのですが)全体の約7割が、キャリア採用組。さらに毎月多くの仲間が参画してくる環境であるため、「新入社員にとっては周囲との関係構築が容易ではないのではないか」、「社員同士がグループを超えてつながっていく機会が提供できていないのではないか」とも感じていました。

ちなみに、リクルートマネジメントソリューションズが2024年6月に発表した「新入社員意識調査2024」の分析結果(下図)によると、「仕事・職場生活をするうえでの不安」に関するアンケートの回答上位には、「仕事についていけるか(65.0%)」「先輩・同僚とうまくやっていけるか(37.6%)」があがっています。

「仕事・職場生活をするうえでの不安」に関するアンケート

出典:リクルートマネジメントソリューションズ 「新入社員意識調査2024」の分析結果を発表(https://www.recruit-ms.co.jp/news/pressrelease/0632561103/)

ジョブリレー研修って何?どんなことをするの?

みんなの銀行のジョブリレー研修とは、新入社員の皆さんが7つのグループを順に体験しながら、各グループが担う業務や役割への理解を深めていく研修です。研修期間の間は各グループの先輩社員と行動を共にするので、関係性も構築できます。

では、各グループの研修内容をご紹介します。

研修先となる7つのグループとその内容

■ カスタマーサクセスグループ
ユーザーモニタリング業務の体験/みんなの声委員会・ユーザーインタビューレポートを知る 等

■ サービスプランニンググループ
ユニット単位での商品や開発の仕方を知る/ペイオフ・資金決済等の業務の仕組みを知る 等

■ コーポレートプランニンググループ
みんなの銀行の事業計画や数字でみることを体験 等

■ デジタルサービスマネジメントグループ
システムパートナー管理業務の体験/関係部署との社内ミーティング参加 等

■ ビジネスアライアンスグループ
BaaS(Banking as a Service)のアライアンスやマーケティング業務を知る/BaaSアライアンスパートナー企業との打合せに同席 等

■ デザイングループ
みんなの銀行のデザインコンセプトやアプリの体験設計を知る/自分の好きを詰め込んだzineを作る 等

■ マーケティンググループ
公式SNSの投稿内容検討/CRM配信業務の体験/自社Webサイト運用業務を知る 等

新入社員を対象とするこのジョブリレー研修ですが、実はキャリア採用で入社した社員からも「羨ましい!」と声があがるほど充実した内容で、正直、私自身も参加したいくらいです(笑)。

また、新卒2年目~3年目の若手社員にとっても、これまで先輩から教えてもらってきたこと(グループの役割や業務内容)を新入社員にアウトプットする、という良い機会にもなっています。

ジョブリレー研修に参加してどうだった?新入社員の感想を紹介!

ビジネス職の新入社員

ジョブリレー研修では、様々なグループの業務を少しずつ体験することで、みんなの銀行がどのように動いているのかを知る良い機会となりました。また本配属前に多くの方と交流できたことで、本配属後も緊張せずにコミュニケーションをとることができました。 私の配属先であるビジネスアライアンスグループは外部のパートナー企業との連携等を担っていますが、研修でみんなの銀行のサービスや機能、裏側の仕組みを広く学べたので、施策を考える際にとても役立っています。(ビジネスアライアンスグループ所属 中原 ちひろさん)

ジョブリレー研修を通して会社全体を見ることができました。会社における各グループの役割や、各グループからの視点を知ることで、私自身が所属するマーケティンググループの立ち位置を改めて理解できたと思います。また、これから私自身が所属するグループと会社を通して、その先にいらっしゃるお客さまやパートナー企業の皆さまにどのように貢献していくことができるのか考える良い機会になったとも感じています。この研修期間の間に、たくさんの社内の方と交流でき、楽しい時間を過ごすことができました。新しいことばかりで勉強の日々ですが、はやく戦力になれるよう頑張ります!(マーケティンググループ所属 濱砂 七珠さん)

エンジニア職の新入社員

ビジネス領域の仕事について理解を深めることができ、良い経験だったと感じています。私はエンジニア職での採用のため、ビジネス職の仕事内容に関して知らないことも多くありましたが、説明を受けたり業務の体験を通じて、異なる役割を担いながらもエンジニアである私たちと密接に連携して業務を推進していることを知りました。研修で得た知見や各グループの皆さんのつながりを、今後の業務にも活かし大きく成長していきたいです!(Development Division Engineering Group III所属 日永田 一心さん)

部署や立場が異なっていても、より良いサービスをお客さまにお届けしていくという共通の目的が明確となっていて、会社全体が一体となって動いている感じがしました。個人的に特に印象に残った体験は、カスタマーサクセスグループでのお客さまの電話対応や、デザイングループでのヘビーユーザーの方へのインタビューです。エンドユーザーの声(みんなの声)をリアルに聞くという機会は、エンジニア職である自分にとって、日々の業務の先にはお客さまがいらっしゃるのだということを実感するもので、貴重な経験となりました。(Development Division Engineering Group I所属 幸福 佑典さん)

(執筆者: みんなの銀行)

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