限界メンバーによるリアルイベント『GENKAI REVOLVER!!』が3月30日(土)と31日(日)の2日間、神奈川・横浜市の「ぴあアリーナMM」にて開催。本稿では、大盛況のうちに幕を下ろした2日目の様子をお伝えする。
会場となったぴあアリーナMMには開演前から続々と来場者が詰めかけた。アリーナには椅子席が並び、2階席から4階席にも『GENKAI REVOLVER!!』のロゴ入りTシャツや推しのメンバーを応援するファッションに身を包んだファンが腰を下ろした。
フロアーではコラボフード&ドリンクが販売され、スマホで参加できる巨大スクリーンの「デジタル寄せ書き」もあり、イベントスタートを待ちきれないファンの期待と熱気に包まれた。
収容人数1万人規模を誇る会場は開演時間にはほぼ満席。ステージには西部劇に登場する保安官の詰め所をイメージした2階建て建造物の正面入口のセットが用意されていた。会場が暗転しステージに松明が灯されることでイベントはスタート。
建物入口に設置された6つのドアに、ぐちつぼ、げんぴょん、たらこ、焼きパン、ごんかね、んそめのシルエットが映し出されるとファンから声援が沸き起こった。MCのしょぼすけも登場し「昨日に引き続きたくさんの方に来て頂きました。ありがとうございます。今日も盛り上がっていきましょう!」と呼び掛けた。
2日間に渡って開催された『GENKAI REVOLVER!!』では“西部の世界でオフラインゲームの頂点を決める”とのコンセプトのもの、出演者たちによるポイント制のゲーム大会が行われた。
1日目を終えた時点でぐちつぼがリードしていたが、この日に最初に行われたのは、2人1組で行われたスイカ割り形式の『味方を信じて叩き割れ! バルーン割り』。
続いては、答えを知っている観客の助けを借りて正解を見つけ出す『誰だ? な~んだ? アキネーター』が開催。
キャッチボールとボール投げゲームを組み合わせた『絶品料理を創り出せ! 限界レストラン』では、お題のメニューに必要な材料を2チームに分かれて作成。しかし「ゲームに必要なメンバーが足りない」という状況が発生するや、シークレットゲストのらっだぁがステージに姿を見せた。
その後、らっだぁの顔が描かれた巨大だるま落としに挑戦する『素早く打ち抜け! 巨大らっだぁ落とし』も含め、合計で4つのゲームが行われた。
2日間の総合ポイントでチャンピオンに輝いたのはたらこ。直前までぐちつぼが首位をキープしていたが、最後の競技となった「巨大らっだぁ落とし」で見事、大逆転を果たした。たらこが「最高です!」と喜びを爆発させゲーム大会は幕を閉じた。
『GENKAI REVOLVER!!』の感想を発表する場面では、ゲストとして参加したらっだぁが「とりあえず、お邪魔しました」と口にし、数年前までは何者でもなかったメンバーの集団だったものが「こんなにたくさんのお客さんの前に立つなんて、すごい」と感動を隠せない様子。
ごんかねは「いい思い出になりました」と告げ、たらこは「今日は気持ち良くて全部覚えてます。ありがとう!」と感謝を言葉に。ぐちつぼは「軽い気持ちで始めた『限界』という集まりがこんなことなるなんて思わなかった」といい、「最初は受け入れてもらえるか不安だったけどそれは杞憂でした」と応援してくれるファンの存在に手応えを感じている様子。げんぴょんは「こんなところに立てることなんてないからめちゃくちゃビビった」と赤裸々に語り「楽しかった」と目を輝かせた。
んそめは「2日間みんなと遊べたことを嬉しく思います。ペンライト振ってくれて嬉しかったです」と声を弾ませた。焼きパンは「こんなところで色々とやらせてもらって、色んな人が見てくれていい人生です」と語り、涙が溢れてしまったのか感極まった様子で両手で顔を覆った。
感想が語られると、しょぼすけは「これで終了……ではなく!」と語りかけると、2台のゴンドラに出演者たちが3人ずつ乗りアリーナの客席の間を移動して、アリーナや2階席、3階席、4階席のファンのそばに行って直接感謝を伝えるサプライズがあることを明かした。ゴンドラが動きだし、6人が間近に来ると観客のボルテージは最高潮に達し、2日間に渡って開催された『GENKAI REVOLVER!!』のフィナーレを彩った。
(取材・平原学 / 写真・オサダコウジ)
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