Googleは10月1日、「Gboard チームからの新しい日本語入力方法のご提案 2023」と題して、オリジナルキーボード「Gboard 帽バージョン」を発表しました。
世界で話題を呼んだオリジナルキーボード
昨年は、すべてのキーを一列に配置することで入力したい文字を探しやすくした「Gboard 棒バージョン」を発表。海外でも「日本のエイプリルフールは10月なのか」「Google Japanは定期的に驚かせてくれるよ」と話題を呼びました。
Google Japanのオリジナルキーボード「Gboard 棒バージョン」が海外でもウケている様子 「日本のエイプリルフールは10月なのか」「もうGoogle Japanが本社でいいんじゃない」
https://getnews.jp/archives/3346542[リンク]
Google Japanのオリジナルキーボード「Gboard 棒バージョン」が海外でもウケている様子 「日本のエイプリルフールは10月なのか」「もうGoogle Japanが本社でいいんじゃない」 https://t.co/LDDStJJ7kI#getnews#ガジェット通信pic.twitter.com/HuBxXVnHc5
—ガジェット通信(公式) (@getnewsfeed) October 4, 2022
今回も「ぼう」バージョン
今回発表されたGboard 帽バージョンは、頭にかぶって使うキーボード。名称は昨年の「棒バージョン」と「ぼう」かぶりです。帽子だけに。
語呂だけかと思いきや、かぶった状態で左右に回すと文字が選択でき、上から押すと確定した文字が入力できるというスマートな仕掛け。「Atama Input機構」と呼ぶそうです。
仕様
インターフェース:USB Type-C
キー数:SSI 配列 58 キー
キー仕様:ロープロファイルメ🦀カルスイッチ
キーピッチ:もちろんピッチピチ
ストローク深さ:やけどしない深さ
押下圧:リラックスしながら押せる強さ
サイズ:一息つくのに丁度いいサイズ
本体重量:手に馴染む重さ
容量:125ml
動作時温度(回路部):-10〜60℃
湯呑み部温度範囲:-20〜140℃(熱い飲み物を注ぐ際はやけどにご注意ください)
頭を覆う形状は、日差しの強い場所や寝起きの髪型との組み合わせにも最適なウェアラブルデバイス。
自分でも作れるDIYデバイス
Gboard 帽バージョンは、「みなさんの手で制作できるDIYデバイス」として、回路図、基板、壁紙およびソフトウェアがオープンソースで公開されています。特設サイトからは、3Dプリンターを使って制作する設計書のGitHubへのリンク、もっと簡単に段ボールとハサミで作れる制作ガイドへのリンクが用意されているので、気になった人は自作してみてはいかがでしょうか。
Gboard 帽バージョン
https://g.co/CAPS
10月1日には理由があった
ところで、なぜ10月1日にキーボードを発表するのでしょうか。プレスリリースの「よくありそうな質問」には、101個のキーを配列した101キーボードにちなんで10月1日にした、と回答されています。
Gboard 帽バージョン(YouTube)
https://youtu.be/6vib77CUxNM?si=QnhHkA79aM_Nv9q1
画像出典:(C)Google